松本人志「東京進出したくなかった」27年前の本音を激白の画像
松本人志「東京進出したくなかった」27年前の本音を激白の画像

 3月25日放送の『ダウンタウンなうSP』で松本人志(52)が、ダウンタウンが東京進出した時の本音を、ピンクの電話・清水よし子(57)らの前で語った。

 この日の番組はピンクの電話が登場し、かつて共演した『全員出席! 笑うんだってば』(日本テレビ系・1989年)でのエピソードが語られた。この『全員出席! 笑うんだってば』は当時、本格的に東京進出をしたダウンタウンとして初めての全国放送となったバラエティ。放送当初は松本も思い入れが強かったようで、清水に「視聴率12~13%はいく」と語っていたのだが、始まってみるとなんと3.8%(初回)。清水いわく「視聴率の話が好きだったのに、松本さんはそれから一切しなくなった」のだという。

 しかし松本はこの数字にはそれほどショックを受けていなかったようで、「本当にこの番組を辞めたかったの。そもそも東京進出したくなかったから、終わりたかったんですよ。変に続いてもきついなとは思ってた」と語り、当時、鳴り物入りで果たした東京進出そのものに前向きでなかったことを明かした。その後、現在の視聴率について聞かれた松本は「もちろん気にしないことはないけど。テレビを見てほしい人が見てくれてないっていう現実があるから、そういう人たちをこっちに戻したいよね」と、番組制作に対する熱意を示していた。

「ダウンタウンの東京進出は、彼ら自体の人気の高まりもあるのですが、それ以上に当時、大人気だったとんねるずに対抗したいという事務所の思惑が強かったようです。『全員出席! 笑うんだってば』は短命で終わりましたが、その直後に始まった『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)は大ヒットとなり、今も続くダウンタウンの代表番組になっています。東京進出に乗り気でなかっただけに、もし『ガキ使』が失敗に終わっていたら、全国的な人気になることはなかったでしょうね」(民放局ディレクター)——運命の分かれ道は意外なところにある!?

本日の新着記事を読む