女性の加齢で差が出るのは「顔の色」!? 若く見られるメイク術の画像
女性の加齢で差が出るのは「顔の色」!? 若く見られるメイク術の画像

 30代以降の女性がメイクをする理由には、キレイになりたいという変身願望と若返り効果に期待したい気持ちがあります。しかし、自分では満足のいくメイクをしているつもりでも、ちっとも若くキレイに見られないなど、思った以上の効果がないことも多いはず。もしかしたら……それ、メイクの仕方が間違っているかもしれません!!

 2013年、アメリカはペンシルベニア州にある大学とコスメ界をけん引するシャネルが協力し、20~70歳代の人の顔写真を撮影。加齢によって顔がどのように変わり、印象が変わっていくかを研究しました。その研究によれば、年齢が上がるほど顔のパーツの色が薄くなり、肌の色が黒ずんでくることがわかったといいます。

 逆に、そうした加齢が気になる女性の顔写真を加工し、顔色を明るく、顔のパーツの色を濃くすると、たとえほうれい線やシワがあったとしても実際の年齢より若く見られることがわかったのです。

 つまりは、顔の「コントラスト」が、他人から見て年齢を判断する「指標」になっていたということです。若々しく見せるためには、顔の色そのものを明るくハッキリさせることが必要だったんです。

 10~20代は、地肌の色と同じファンデーションを使い、淡いピンクやベージュといった薄いアイシャドーを用い、ヌーディーカラーのリップを塗る、いわゆるナチュラルメイクでいいかもしれません。しかし30歳を越えて加齢が気になりだした肌には、それだけじゃ足りないのです。ポイントは下記の通り。

●地肌より1トーン明るい下地とファンデーションを使う。
●眉毛はしっかり、くっきりと描き込む。
●リップは血色よく見える明るい色を使う。
●チークも同様に、血色よく見える色を必ず使う。
●アイシャドーは目元を明るくするやや濃いめの色を選ぶ。
●ノーズシャドウや、フェイスラインに陰影をつける。

 こうしたコントラストをハッキリさせるメイクをすれば、若々しくアピールできるはず。また、髪の毛に艶を持たせることも視覚的にアンチエイジング効果をもたらします。

 普段から濃厚なメイクをするのはちょっと、なんて人もいるでしょうが、老けた自分をありのままにさらしてしまうほうが恥ずかしいかもしれません。シミやシワだけを気にする前に、ありのままのあなた自身を若々しく魅せるメイクを身につけてみましょう!

わぐりめぐみ
東京生まれ。作家・編集ライター・シナリオライター。るるぶ等旅行雑誌から職歴をスタート。ティーン、ストリート、サブカル、ライフスタイル誌等で幅広く活躍。著書に『そして、ありがとう… 犬と私の12の涙』(日本文芸社)、『B型妻VSA型夫 毎日がグチLove』(笠倉出版社)、共著に『ミニチュアダックスフントの洋服屋さん』(実業乃日本社)等がある。

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