堂本剛とノンスタ井上「髪型へのこだわり」が一緒だった!?の画像
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 ここ最近、ファッション誌などでよく目にするようになった「アシンメトリー」なる単語をご存知だろうか。これは言葉の意味の通り、左右非対称のこと。ヘアスタイルの表現によく使われ、右の髪が長ければ左が短いなど、正面から見て左右が非対称のヘアスタイルを指す。かなり個性的なこのヘアスタイルを最近になって流行らせたのは、お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介だといわれている。

 しかしこのアシンメトリー。有名芸能人でもっとも早くトライしたのは、KinKi Kidsの堂本剛だった。もともと剛は、男性ながらスカートを穿いたり、マニキュアをしたりと、かなり奇抜なファッションコーディネイトでも有名。小柄な体型であることも幸いして、フェミニンな「裏原系」スタイルを20代の頃から取り入れていた。

 アシンメトリーなヘアスタイルも、そうしたファッション延長上と思われていたが、実はそのヘアスタイルにしたのは、剛の人見知りな性格がきっかけだった。

 人とのコミュニケーションが面倒くさくなった時期、美容師と話すことさえも億劫になり、美容院から遠ざかってしまった。そこで剛は、自分で髪にハサミを入れるようになったのだ。素人が適当に切ってしまうことほど怖いものはないが、そこはアーティスティックな剛のこと。「片方長くしちゃって、片方短くなっちゃった」らしい。

 その後も「これでいいかもと思って、それで仕事とかして」いるうちに、その髪型は違和感なく彼のスタイルとなっていった。

 剛いわく、「偶然の産物」であるアシンメトリーのヘアスタイル。剛は「アシンメトリーは堂本剛ではじまり、井上さんで終わる」という名言(?)も残している。

 これまでも、剛は実に多くのヘアスタイルに果敢に挑戦してきた。ウルフヘア、無造作ショートヘア、ミディアムヘア、ワンレングス、カールのパーマ、メッシュ、刈り上げ、ベリーショート、ツーブロック、茶髪。そして、アシンメトリーのバリエーションだけでも4、5パターンに及ぶ。まさに目まぐるしい変遷だ。これだけいろいろイメージの変わるアイドルも珍しいのではないだろうか。

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