「生物がいる惑星」は存在する!?の画像
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 地球から400キロ離れた宇宙空間に国際宇宙ステーション(ISS)があります。アメリカや日本、ロシアなどが協力して運営している有人宇宙施設です。ISSの大きさはサッカー場ほど。ニュース映像では宇宙に浮かんでいるように見えますが、実際には時速2万8000キロ、秒速8キロの猛烈なスピードで地球を回っています。こういうものを見ていると、SF映画の『スタートレック』のように、人類が星々を巡って宇宙人と交流する日も近いのではないかと思ったりもします。

 しかし、それはまだまだ先の話でしょう。宇宙のスケールから考えると、人間の到達できた場所など、タカが知れています。話を分かりやすくするために宇宙を1億分の1に縮小してみると、地球は太陽から1.5キロ離れた場所にある直径13センチの球体。隣の火星までの距離は750メートル、月までは3.8メートルほどです。そしてISSがどこにあるかといえば、地球からわずか4ミリの位置。ほとんどくっついています。

 一方、近くに生物がいる可能性のある恒星は、はるか彼方です。地球から一番近いのはケンタウルス座のα星ですが、この星までの距離、1億分の1の縮尺で何キロになる?

(1)5万キロ
(2)20万キロ
(3)40万キロ

答え:(3)

出題:浜川卓也

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