勝新太郎「怖すぎる演技指導」エピソードを、小堺一機が明かすの画像
勝新太郎「怖すぎる演技指導」エピソードを、小堺一機が明かすの画像

 4月9日放送の新番組『かたらふ~ぼくたちのスタア~』(フジテレビ系)に、タレントの小堺一機(60)が出演。かつての師、勝新太郎(65没)の豪快なエピソードを明かす場面があった。

 番組は『存命する伝説の人物』をテーマに小堺とゲストが語り合う、という内容。この日はサンボマスターの山口隆(40)と共に“ショーケン”こと萩原健一(65)について語り合っていたのだが、途中で脱線して勝新太郎が話題になった。山口が「あの伝説は本当なんですか?」「いきなり勝さんが怒りだして……」と問いかけると、小堺が勝新のモノマネをしながら語り始めた。

 小堺によると、勝新と食事をしていた時に「肉食べてたらいきなりこうやってぺっ!(と吐き出し)『オイ!オマエんとこ、いつからこんな肉出すようになったんだ、この野郎!』」といきなり店員に怒りだしたという。さらに、店員が『はい、いや今日仕入れたお肉でございますが、何か……?』と問うと、勝新は『だから、いつからこんな肉出すようになったってんだ、この野郎!』と怒鳴り、店員が『調べさせていただきます』と店の奥に戻ると、勝新は『今のが驚いた顔だよ。今の役者はハンコで押したような、誰かに習ったようなびっくりしたような顔しかできねえ。今のが驚いた顔、覚えとけ』と語ったのだという。

 さらに、勝新は戻ってきた店員に対して『勉強さしてもらった、ありがとよ』と“絶対に断れない間”で1万円を受け取らせてしまった。このエピソードに山口も身を乗り出して聞き入り「すごいですね~」と感心した様子を見せていた。

「過去に何度もエピソードを披露していますが、小堺さんは勝新太郎さんが1979年に設立した『勝アカデミー』の1期生。勝さんは当時48歳で『座頭市』のドラマシリーズを精力的に制作していた時期。強烈な印象を受けたのでしょうね」(芸能誌記者)

『ライオンのいただきます』(フジテレビ系)から『ライオンのごきげんよう』まで、約32年も続いたレギュラー番組シリーズが2016年3月に終了した小堺一機。『かたらふ~ぼくたちのスタア~』では、これからも昭和の偉人の知られざるエピソードが明かされそうだ。

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