羽鳥アナ『報道ステーション』オファーを待っていた?の画像
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 4月8日放送の『耳が痛いテレビ 芸能界カスタマーセンター』にフリーの羽鳥慎一アナウンサーが(45歳)が出演。『報道ステーション』(テレビ朝日系)を降板した古舘伊知郎(61)の後任として名前が挙がった事に関して、長嶋一茂(50)らに当時の心境を語る場面が見られた。

 昨年12月、古舘が『報道ステーション』降板を発表すると、すぐに話題になったのが後任のキャスター。宮根誠司アナ(52)や羽鳥アナが後任と噂になったが、結局はテレビ朝日の富川悠太アナウンサー(39)が抜擢されることになった。当時、自分の名前が出たことについて羽鳥は「早い段階で僕の名前が出て、本当に連絡来てなかったんで『連絡来るのかな?』って思って(いた)」と当時の心境を語り、事務所のスタッフにオファーが来ていないかを確認していたことを明かした。その後、羽鳥アナは自身が出演する『モーニングショー』(テレビ朝日系)と『報道ステーション』のキャスターは、仕事がそもそも違う、と発言。『報道ステーション』に出演経験がある長嶋から「古舘はスタッフに指示されなくても、コメントやVTR、CMの時間すべてを把握して進行していた」と説明されると、「俺『報道ステーション』やったら、たぶん番組中に吐きます」と、古舘の仕事ぶりに驚いていた。

 この羽鳥の発言があった3日後の4月11日、テレビ朝日の富川悠太アナがキャスターを務める新体制の『報道ステーション』(テレビ朝日系)が放送され、視聴率12%という、まずまずの出だしを飾った。富川アナは、これまで数々のフィールドレポーターや、古舘が夏休みの時には『報道ステーション』の代打キャスターを務めるなど、経験豊富なアナウンサー。それだけに初回もそつなくこなし、その実力を感じさせる放送内容だった。

「古舘以降が心配されていた『報道ステーション』ですが、現時点ではリニューアルは成功だったといえるでしょう。ただこの春はNHKがクローズアップ現代を大幅リニューアルして、『報道ステーション』と同じ10時台にぶつけてくるなど、ニュース番組戦国時代になっています。富川アナは確かに実力派ではあるのですが、どうしても古舘と比べると華がないですからね」(テレビ局関係者)――羽鳥アナも「吐く」といったほどのプレッシャーを、富川アナがどうはねのけ、キャスターをこなしていくのか、これからに注目したい。

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