それは「ボーナス成立をモード移行の契機とし、モード移行は“連チャンモード”に到達するまで昇格or現状維持である」ということ。

 いずれの機種でも、連チャンモードにたどり着くためには、いくつかのモードで段階を踏まねばなりません。目的地(連チャンモード)を山のテッペンにたとえるなら、テッペン目指して我々は山を登っていくわけです。テッペンにむけて歩を進めることができるのは、ボーナスを引いたタイミング。そして歩を進める先は、「上に登る(進む)」か「現状維持(とどまる)」の二択。テッペンに到着するまでは、基本的にこの2つだけ。つまりテッペンにたどり着かない限り、「降りる(戻る)」という選択肢は出てこないのです。

 テッペンにたどり着くまで、ボーナスを引いて一歩一歩、進むのみ。その歩を進める頻度(ボーナスの初当たり確率)だったり、その時に上に登る度合い(モード移行率)だったりに設定差が設けてあって、基本的に高設定ほどテッペンにたどり着きやすい。それゆえ、その他のパチスロ機種の例にもれず、高設定ほど出玉を獲得しやすく勝ちやすいわけです。

 しかし、こういった「昇格or現状維持で連チャンモードへ近づいていく」ゲーム性のパチスロ機種というのは、連チャンモードに持ち込まなければ、高設定でも勝てません。逆に低設定だろうと、連チャンモードだけやってりゃ楽勝であるとも言えるでしょう。

 つまり何が言えるかというと、極論、基本的に「一度山を登り始めたら、テッペンにたどり着くまで絶対に行くべき」ということです。もちろん歩を進めても進めても、いつになっても連チャンが始まらないようなこともある。ただ、連チャンモードにたどり着く前にヤメてるうちは、何があっても絶対に勝てやしないのです。

 ほどよく登って、テッペンまでもう少し、そんなところでヤメるなんてのが、この手の機種では一番もったいない。裏を返せば、そうやってヤメられてしまった台、つまり「ボーナスを複数回引いているにも関わらず、連チャンモードが始まっていないような台」は狙い目となってくる、と。そりゃそうです。途中まで誰かが登ってくれて、美味しいところは任せとけというわけですから。

『南国物語』も『キングパルサー』も非常に良好なコイン持ちのおかげで、通常時のボーナス出現率は重めといえます。なので、この手の機種を打つときゃ、投資だけでなく時間の残り上限も十分考慮しましょう。勝敗うんぬんもそうですが、この手の機種は「楽しさ」もテッペンにまとめてつまっております。投資的に、時間的に、あとどれくらい打てるのか。それを踏まえたうえで、テッペンまでたどり着いてナンボな台だということを忘れずに臨むべし。

 頂上から見る景色は、高けりゃ高いほど最高だぜ。

松本バッチ、朝イチからのガチ立ち回り!の第249回
パチンコ・パチスロ実戦バラエティー『山口レバーオン!!』

いまや全国区の人気を誇るパチスロ番組のメインMCに抜擢!
yab山口朝日放送で毎週火曜日深夜25:45より放送中!
◆山口レバーオン第249回
https://youtu.be/8x_EqGBLxws


本日の新着記事を読む

  1. 1
  2. 2