すぐに「話しやすいイイ女」になれる“会話スキル”とは?の画像
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 他人とのコミュニケーションに欠かせない会話ですが、すごく仲のよい友人や家族であれば、くだらないことだろうがなんだろうが話すことができるのに、仕事だけの付き合いである知人や職場の上司、ほぼ初対面の相手だったりすると、何を話せばいいのか悩みますよね。

 だからと言って黙ってしまうと「つまらない人」認定されてしまい、その後の人間関係や出世に影響してしまうかもしれません。そこで! 無理に話すのではなく、上手に会話をするためのテクニックをお教えしましょう。

 ずばり、「主題だけこちらから振り、相手に話をさせ、ひたすら聞く」この法則に徹すればいいだけです。

 会話というのは、自分の話を一方的にしてしまってはいけません。会話に困るような知人レベルの相手であれば、なおのことです。まずはできるだけ相手のことを考え、最善と思えるテーマを見つけ出し、会話をふってみましょう。この時、あなたの興味からかけ離れたことを聞いてもつまらない思いをするだけなので、あなたの興味があることを問いかけるのが大切です。

 たとえば、あなたの趣味が旅行で、週末になるとよく釣りに行くと噂の上司であれば「○○部長、先週はどちらに釣りにいったんですか? 私は旅行が好きなんですが、旅行ついでに釣りをすることはあるんですか?」というように話題をふりましょう。すると相手は「ああ、この子は旅行が好きなんだな。じゃあ、この間海外に釣りにいった話でもしてみようかな」と、話題を生み出すことができます。

 あなたの趣味がグルメだった場合は「何を釣りにいったんですか? 私、実はすごく食いしん坊で……美味しい魚ってどんなところで釣れるんですか?」と応用すればOK。趣味がアートであれば「魚ってキレイですよね! 部長が釣った魚の中で、一番キレイだったのはどんな魚ですか?」、趣味が音楽であれば「釣りをしている時に音楽なんて聴いたりするんですか?」。こんなふうに、あなた自身も会話に参加しやすいネタを加えることで、互いに会話が進み、楽しい時間を過ごすことができるようになります。

 お互いに全くの初対面だった場合は、相手の持ち物をよく観察してみましょう。カバン、めがね、スカート、ネクタイ、ハンカチ、携帯のストラップ……なんでもいいので、「それ、とても素敵ですね! どちらで買われたんですか?」と話しかけてみましょう。

 自分の持ち物をほめられて、嫌な思いをする人はいないので、相手は「この人、話しやすい人だな」と心を開き、その後のコミュニケーションを進めやすくなります。

 あとは聞き手にまわり、相手の話に相槌を打ちながら聞いていれば問題なし。いつしか「話し(聞き)上手のイイ女」なぁんていう称号がもらえちゃうかも!

わぐりめぐみ
東京生まれ。作家・編集ライター・シナリオライター。るるぶ等旅行雑誌から職歴をスタート。ティーン、ストリート、サブカル、ライフスタイル誌等で幅広く活躍。著書に『そして、ありがとう… 犬と私の12の涙』(日本文芸社)、『B型妻VSA型夫 毎日がグチLove』(笠倉出版社)、共著に『ミニチュアダックスフントの洋服屋さん』(実業乃日本社)等がある。

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