阿部寛、久々の「さえない中年役」にファン期待の画像
阿部寛、久々の「さえない中年役」にファン期待の画像

 東野圭吾のベストセラー小説『疾風ロンド』の映画化が阿部寛(51)主演で決定した。同作は、“ちょっと頼りなく、とにかくツイてない中年男”栗林が、わずかな手がかりをもとに超危険生物兵器の行方を追うために奔走するという物語。実写化作品に定評のある阿部の、『新参者』(TBSテレビ系)以来となる東野圭吾作品への主演にファンははやくも期待を寄せているようだ。

「今年の阿部寛は5月に公開される是枝裕和監督作品『海よりもまだ深く』でも、妻に逃げられた元作家を演じており、少し情けない感じの中年役が続いています。映画『麒麟の翼~劇場版・新参者~』や『エヴェレスト 神々の山嶺』などシリアスな作品にも多く出演し、毎回評判もいい阿部ですが、2006年放送のドラマ『結婚できない男』のようなコメディー路線が一番似合うと評価するファンも多いです」(芸能誌記者)

 阿部自身も、栗林に関して「最近あまり演じていないような、ちょっとドタバタとしたキャラクター」とコメントしており、「栗林はある種の受け手なので、その中でどんな面白いことができるかを監督と相談しながら演じています」と久しぶりのコミカルな役どころにやる気十分のようだ。

 ファンからも「あの役を阿部寛がやってくれるの楽しみ!」「冴えないおじさん役マジで最高です」「阿部さんだと実写化安心感あるわ~」と主演を喜ぶ声が多数。公開は11月26日とまだまだ先であるが、阿部のコミカルな役を久々に見ることが出来るとしてファンははやくも盛り上がりを見せている。

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