食物繊維がスゴすぎる!? グリーンピースは「美容最強の味方」の画像
食物繊維がスゴすぎる!? グリーンピースは「美容最強の味方」の画像

 グリーンピースと聞いてどんなことを思い浮かべますか。「大好物で箸が止まらない!」と思った方はよい意味で特別かもしれません。グリーンピースはかなり嫌われているようで、シュウマイの上になぜのせるのかと論争が起きたり、民間のある調査では子どもが嫌いな野菜の3位に選ばれたようです(1位はセロリ、2位はピーマン)。

 そんなグリーンピースは、4月から5月に旬を迎えます。実はグリンピース、栄養価がとても高い野菜なのです。嫌いな人は、これを機に苦手を克服してみませんか。

 グリーンピースとは、完熟前のエンドウ豆の呼び名です。また、未成熟な豆がサヤエンドウで、サヤエンドウとグリーンピースの中間がスナップエンドウだそうです。熟す順に並べると、サヤエンドウ→スナップエンドウ→グリーンピース→エンドウになります。

 グリーンピースが苦手な人は、その特徴のなさと青臭さがダメだといいます。味がほとんどなく、食感もこれといった特徴がない、強いて挙げると青臭さが気になるといったところです。

 そこで、味は調味料をかけて、食感は潰すなりしてごまかしてみましょう。気になる青臭さを軽減する方法もあります。この青臭さは「ヘキサナール」という成分で、揮発性のため、長く茹でると減少するのです。長く茹でてからご飯と混ぜれば、青臭さが少ないグリーンピースご飯になります。逆に青臭さが好きな方は炊飯器で一緒に炊くと香りが広がります。

 気になる栄養価ですが、食物繊維、ビタミン、ミネラルが一通り入っています。特筆すべき点は食物繊維の多さで、グリーンピース100g中に含まれる量は7.7mg。レタスは100g中1.1mgですからかなり多いことがわかります。サラダだけでは不足しがちな食物繊維は、グリーンピースをトッピングすることで補えそうです。

 大豆と比べて、脂質と炭水化物、たんぱく質が少ないのも特徴です。カロリーが低いので、さまざまな料理と組み合わせることができます。ダイエット中の人にも強い味方ですね。ただし、長く茹でるとビタミンなどの栄養価が下がってしまうので、青臭さを軽減するか栄養価をとるかといったところです。

 いかがでしょうか。苦手を克服できそうですか。栄養&食物繊維たっぷり、美容にもいいグリーンピース、1粒1粒ゆっくり味わってみてください。

長谷川正和
86年、神奈川県生まれ。男性のハンドモデルとしてコマーシャルから広告、再現VTR等に出演。物心ついた頃からお腹が弱いため、身体の「中身」のスキンケアも徹底している。

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