菅田将暉に溝端淳平、イケメンの登竜門「ジュノンボーイ」出身の俳優たちの画像
菅田将暉に溝端淳平、イケメンの登竜門「ジュノンボーイ」出身の俳優たちの画像

 今年の2月に解散し、話題となった小池徹平(30)とウエンツ瑛士(30)の人気デュオ「WaT」。小池は今後、ミュージシャンとしてではなく俳優業をメインとして活動していくようだが、もともとはジュノンボーイの出身だ。ジュノンボーイとは、月刊誌『JUNON』(主婦と生活社)が1988年から毎年開催している美男子コンテスト「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でファイナリストに選ばれた候補者のこと。コンテストは各芸能事務所も注目しており、グランプリ(以下、「GP」)を勝ち取ったほとんどが契約を結び、芸能人となっている。どんな面々がいるのか紹介してみよう。

 まず有名なところでは、バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)でおなじみの武田真治(43)だろう。第2回コンテストでGPに輝いた武田は、中性的な容姿をウリとする「フェミ男」としてデビュー当時、脚光を浴びた。第4回GPの袴田吉彦(42)も芸能界入りし、受賞から2年後の93年に映画『二十才の微熱』で主役に抜てきされ俳優デビューをした。2010年にはタレントの河中あい(31)と結婚したことでも話題となっている。

 他に俳優としては、第6回GPが柏原崇(39)。日本では影が薄くなったが、96年にスタートしたドラマ『白線流し』(フジテレビ系)などの出演作が中国でも当時人気となり、いまや中国では圧倒的な知名度を誇っている。そして回は飛んで、溝端淳平(26)は、2006年、第19回のGP。映画『赤い糸』(2008年)で第33回日本アカデミー賞優秀新人賞を受賞した演技派。デビュー10年目となる今年は、5月13日スタートの時代劇『立花登青春手控え』(NHK BSプレミアム)で時代劇初主演を果たすなど俳優としてのキャリアを着実に積み重ねている。

 一方、GPを逃したが、人気俳優として活躍するケースも目立っている。一昨年、一般女性と結婚した加藤晴彦(40)は審査員特別賞。映画『海猿』シリーズが代表作となった伊藤英明(40)は準GPだ。また09年に『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)で子どもだけではなく、主婦のハートもがっちりつかんだ菅田将暉(23)は、最終選考に残っただけだったが、いまやCMやドラマで引っ張りだこになっている。

 GPはもちろん注目されるのだが、だからといって成功が約束されるわけではない。他の歴代GP受賞者を見てみると、芸能界デビューしたものの、ぱっとしなかったり、引退してしまったケースも多いのだ。GP獲得はあくまで芸能活動をスタートさせるきっかけ。そのあとの成功は、結局、本人の努力、実力次第のようだ。

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