キンコン西野「負けエンブレム」が大好評!“芸術家西野”には、ネット民も高評価の画像
キンコン西野「負けエンブレム」が大好評!“芸術家西野”には、ネット民も高評価の画像

 4月25日、2020年東京五輪・パラリンピックの大会公式エンブレムが決定した。しかしその裏では、お笑い芸人のキングコング・西野亮廣(35)の主催で、落選作品の中から優れた作品を選ぶ「負けエンブレム展」なるものが開催されていた。

 西野は同日に、400点ほど集まった作品の中から大賞を発表。しかし、受賞者はなんと西野本人という結末。自身のブログで「俺のやつでーーーす!! 俺のやつが一番イイでーーーす!! 大賞はニシノアキヒロでーーーす!!!」と自分が大賞というオチを披露した。

 西野といえば、ネットでたびたび大バッシングをうける芸能界でも指折りの嫌われ者。炎上することも多く、森三中の大島美幸(36)の夫で放送作家の鈴木おさむ(44)の著作『芸人交換日記』を批判して大炎上した過去もある。2013年に放送されたバラエティ番組『アメトーーク』(テレビ朝日系)の「好感度低い芸人」という企画では見事「キングオブ低好感度」にも選ばれている。

 だが、芸人としての活動でバッシングを受けがちな西野も、もうひとつの顔である「芸術家」としての活動では多くのネットユーザーから高く評価されているようだ。今回の「負けエンブレム展」のオチに対しても、世間からの批判はまったくあがらず、「よく見たらめっちゃいいやん(笑)」「さすがの画力」「これ公式でもいいよな」などといったコメントがほとんどだ。

「昨年、佐野研二郎氏のエンブレムが騒動になったときに、西野がツイッターで代案を披露したんですが、そのときも思わぬ好評を集めていました。2013年にはニューヨークで絵本原画展を開くなど、世間にも徐々にアーティストとして認知されてきているようです。芸人としては大嫌いだけど、絵の才能だけは認めるという声が多いようですね」(芸能誌記者)

 今回行われた「負けエンブレム展」は、エンブレムの最終候補4作品に対しての「悪くもないが、良くもなくて、超ツマンナイ」という西野の私感から企画されたもの。ブログには「デザイナーにチャンスを!」というコンセプトのもと、ユニークな作品が並べられており、制作者のコメントや連絡先なども添えられている。

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