「HIROを企画書で説得」見事デビューを掴んだ“EXILE第3の男”の画像
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 EXILEでボーカル兼パフォーマーとして活躍中のSHOKICHIが、待望の初ソロアルバム『THE FUTURE』を4月27日にリリースした。EXILEでは、ATSUSHI、TAKAHIROに続く3人目のソロデビューとなったSHOKICHIだが、それまでの経緯は2人とは大きく異なる。

 まず、彼はTAKAHIROが合格した「EXILEボーカルバトルオーディション2006」で落選。デビューまでの道のりは、いきなりの挫折からスタートする。落選後に彼は、地元の北海道に帰り、EXPG(EXILEプロフェッショナルジム)札幌校に入校。レッスンを重ねる日々を送っていた。

 だが、インストラクターとして来ていた現EXILEパフォーマーのTETSUYAに声をかけられたことで人生は一変。「新生J Soul Brothers」のオーディションを受けることになり、見事合格を果たしたのだ。

 TETSUYAはこの時すでにSHOKICHIの才能を見抜いていたらしく、「北海道にすごいやつがいる」と強く推薦していたと後のインタビューで語っている。彼の見る目は間違いなかったようだ。

 そしてデビュー後には、EXILEに加入。とんとん拍子に念願を果たすが、彼に与えられたポジションはボーカル兼パフォーマー。中学時代から音楽に目覚め、歌手を目指していたSHOKICHIにとって、スポットでしか歌わないこのポジションでは満足できなかったようだ。ボーカル兼パフォーマーとして経験を重ねた後、驚きの行動に出る。

 歌手としてさらに上を目指したいと、なんとソロデビューの企画書と自作音源3曲をリーダーHIROに提出したのだ。これは前代未聞のパターンだったが、アーティストの意見を取り入れるHIROにとっては、きっと喜ばしいことだったに違いない。結局、SHOKICHIは見事ソロデビューが認められ、歌手としてネクストステージに立つことに成功した。

 挫折と努力でつかんだソロデビュー。熱い情熱をもったSHOKICHIの歌手活動に今後も注目したい。

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