稲垣、国分に堂本剛も!!「NHK朝ドラ出演」ジャニーズの意外な面々の画像
稲垣、国分に堂本剛も!!「NHK朝ドラ出演」ジャニーズの意外な面々の画像

 4月2日で最終回を迎えたNHK連続テレビ小説(以下、朝ドラ)『あさが来た』は、全156回を通じた期間平均視聴率が23.5%で、朝ドラとしては今世紀最高を記録した。同作には、ふたりのジャニーズタレントが出演していたのはご存知だろうか。ジャニーズWESTの桐山照史と、関西ジャニーズJr.の西畑大吾だ。特に西畑は、『ごちそうさん』(13年9月~14年3月)に続いての朝ドラ出演となり、4月16日には初の主演映画『関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!』も公開。関西Jr.をリードする存在として、ますます期待が高まっている。

 朝ドラに出演するのは、タレントにとってはひとつの目標となる。出演すれば、どんな場所に行っても「見てるよ」と幅広い層から声をかけられ、番組終了後の仕事の幅もグンと広がる。一方で、ジャニーズタレントにとって朝ドラは縁が薄いイメージがあるが、その歴史をさかのぼれば、意外なジャニーズアイドルが出演していたりする。

 まずはSMAP・稲垣吾郎だ。稲垣は1989年4月~9月期の『青春家族』に出演していた。ドラマの撮影期に声変わりをしたため、彼にとっても思い出深い作品なのではないだろうか。稲垣が演じたのは、主役の清水美沙演じる漫画家志望のヒロインの弟だ。父親の突然の転勤や初恋を経験しながら成長してゆく、中学生・阿川大地役だった。現代を舞台に、家族の1年を描く新しい設定が話題を呼び、平均視聴率は37.8%と高く、まさに国民的朝ドラだった。

 ちなみに当時はまだSMAP結成の直後。当時6人だったメンバーは全員オーディションを受けたが、合格したのは15歳の稲垣だけだった。その後、稲垣はドラマ出演が相次ぐが、そのスタートがNHKの朝ドラだったのだ。

 稲垣のようなレギュラー出演ではなかったため、忘れられがちなのはKinKi Kids・堂本剛。彼は『かりん』(93年10月~94年4月)に出演している。最終回前の3話だけに出演という、レアケースだった。

 剛が演じたのは、主人公の細川直美演じる小森千晶の親友・田上あかり(つみきみほ)の息子・和則だ。開店する洋装店にやってきて、みんなで記念撮影をするという最終回だったが、残念ながら剛はあまりインパクトを残せなかったようだ。

 ほかにも、94年の『春よ、来い』にはTOKIO国分太一、97年の『あぐり』には生田斗真、2000年の『私の青空』にはV6三宅健、03年の『てるてる家族』には関ジャニ∞錦戸亮、06年の『芋たこなんきん』にはTOKIO城島茂、12年の『純と愛』には風間俊介が出演していた。

 朝ドラの「ジャニーズ卒業生」たちは、現在も揃って一線で活躍する面々だ。朝ドラに出演したことは、彼らにとって貴重な糧となっているに違いない。桐山、西畑のふたりの今後も楽しみである。

本日の新着記事を読む