綾瀬、石原、ガッキーが「お嫁さんにしたい女優」に選ばれる理由とは?の画像
綾瀬、石原、ガッキーが「お嫁さんにしたい女優」に選ばれる理由とは?の画像

 かつて「お嫁さんにしたい女優」としてよく名前があがっていたのが、竹下景子(62)。当時はクイズ番組などで見せていた愛嬌がありつつ聡明な姿が、男性ファンに大人気だったのだ。しかしその時代の理想の女性像が如実に反映される「お嫁さんにしたい女性」は、時代が変わればその傾向も変わっていく。これまで、どんな女優が「理想とする花嫁」とされてきたのか、時代別に見てみよう。

 最近の「お嫁さんにしたい女優」アンケートで、必ず上位に入ってくるのが綾瀬はるか(31)だ。「可愛らしくて爽やかなイメージ」「天然キャラで一緒にいて楽しそう」など、女優としての美しさはもちろん、バラエティー番組などで見せる天然っぷりが男性をメロメロにしているようだ。そのスタイルも魅力で、主演ドラマ『大河ファンタジー 精霊の守り人』(NHK)では、アクションシーンでの揺れるバストが話題になっているうえ、なんと入浴シーンまで披露。男性ファンを釘付けにした。続いて人気なのが、石原さとみ(29)で、「ポッテリとした唇がたまらない」「見つめられたら惚れずにはいられない」など、可愛いルックスが人気のポイント。特に「間接キッスしてみ?」とカメラ目線で迫ってくる、焼酎のCMで見せる表情は、「小悪魔みたいに可愛すぎて反則だ」などと話題になった。また、新垣結衣(27)も人気で、昨年10月放送の『ナカイの窓』(日本テレビ系)で「マッサージや料理が得意」だと友人に褒められ、「料理を作って客をもてなすのが好き」だと語ると、「完璧なお嫁さん候補だ!」などとネットで話題になっていた。

 少し時代をさかのぼって、1990年代で人気だったのは水野真紀(46)だ。「きれいなおねえさんは、好きですか」でお馴染みの、女性向け美容家電CMに登場して話題になり、現在は衆議院議員、後藤田正純(46)と結婚。選挙区を回って支持を訴えるなど、代議士の妻として夫を支えている。

 1980年代には『金子信雄の楽しい夕食』(テレビ朝日系)のアシスタントとして、個性派俳優、金子信雄(71没)と軽妙にやり取りしていた、東ちづる(55)が人気だった。彼女の場合は癒し系の真逆で、「痴漢に遭ってもやり返すだろうNo.1の女性」にも選ばれてしまう、気の強さが魅力だった。

 また1970年代に、上記の竹下景子とともに人気だったのが市毛良枝(65)だ。連続ドラマ『小さくとも命の花は』から始まる「嫁姑シリーズ」で、初井言榮(61没)演じる姑にイビられながらも、けなげに耐える新妻役が好評だったため、男性だけでなく女性からも、「息子の嫁にもらいたい」と人気だった。現在は登山家としても有名で、キリマンジャロ登頂も成功している。

 1960年代で人気だったのは、清純派女優として青春映画のヒロイン役を演じていた松原智恵子(71)で、当時は吉永小百合(71)、和泉雅子(68)らとともに、「日活三人娘」と呼ばれていた。出演映画100本を超える人気絶頂だった27歳のとき、周囲の反対を押し切って結婚。多くの男性ファンを落胆させたそうだ。

「お嫁さんにしたい女優」の変遷は、「良妻賢母タイプ」→「しっかりした芯のあるタイプ」→「癒し系タイプ」と変わってきているが、共通するのは、美しいだけでなく「家庭的」で「尽くしてくれそう」な雰囲気だろう。本人自身というより、演じた役柄のイメージが大きく影響していることが多いのだが、女優としてはそのようなズレは仕方がないことのようだ。

本日の新着記事を読む