斎藤工「禁断愛がハマル?」BL作品に多数出演していた!?の画像
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 今年3月に公開された映画『無伴奏』で、池松壮亮さん(25)とのラブシーンを披露し、話題を集めた俳優といえば斎藤工さん(34)です。

『無伴奏』は、直木賞作家・小池真理子さん(63)の半自叙伝的小説を原作とし、1969年の仙台を舞台に、若者たちの切ない恋愛と成長を描いた物語。斎藤さんと池松さんは幼なじみで同居しているというシチュエーション、しかもお互いに愛し合い、肌を寄せ合うシーンもありました。

 このラブシーンに対し、監督の矢崎仁司さん(59)は「(撮影現場は)愛でムンムンしていました」「池松さんも斎藤さんも美しかった」と告白。2人の熱演に「カット」の声も掛けられなかったそうです。

 男性相手のラブシーンでも溢れる色香を感じさせる斎藤工さん、実は過去に男同士の恋愛をテーマとした、いわゆるBL(ボーイズラブ)系の作品に多数出演しているのです。

 まずは、2007年に公開された映画『スキトモ』で、斎藤さんは大学3年生のボクシング部員の役を演じ、弟のように可愛がっている後輩から恋心を抱かれてしまうというストーリーでした。しかも、その後輩の妹からも好かれ困惑するという複雑な物語。内容はソフトで淡い感じですが、心理描写が上手く描かれていると評判の作品です。

 また『スキトモ』と同年に公開された映画『いつかの君へ』は、ピュアなBL作品です。斎藤さんはこの作品で、美術学校の写真科に通う学生を演じています。同じ学校の男子生徒を人工呼吸で助けたことから意識し合い、禁断の愛に目覚めていくというストーリーでした。

 それよりもハードな作品が、06年の『BOYS LOVE』です。同作品で斎藤さんは、なし崩し的に男性に身体を許す高校生の同性愛者を演じました。人気モデルの高校生が、取材で偶然知り合った編集者の体を求めたり、行きずりの男に身を任せたりと、かなり過激な内容となっています。

 そんな斎藤さん、実は過去にバラエティ番組で同性愛について質問されたことがあります。ミッツ・マングローブさん(41)から「同性愛についてはどうなの?」「うっかりみたいなのはまだない?」と聞かれると、「ないです……」と返答したとか。

 いまや大人の男の色香たっぷりの俳優・斎藤工さん、今後も女性はもちろん、同性をも惑わせる演技を見せてくれるのではないでしょうか。

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