『笑点』で“毒蝮節”炸裂「アンタの番組じゃない!」歌丸もタジタジの画像
『笑点』で“毒蝮節”炸裂「アンタの番組じゃない!」歌丸もタジタジの画像

 5月9日放送の『笑点』(日本テレビ系)に、毒蝮三太夫(80)が出演。5月いっぱいで番組を引退する桂歌丸(79)と、共演する一幕があった。毒蝮が登場したのは、大喜利のコーナー。歌丸は回答者全員に白髪のかつらを被らせ「山田君、例の物を引っ張ってきてください」と声をかけると、山田隆夫(59)に支えられて、笑点の初期に座布団運びを担当していた毒蝮が登場した。

 歌丸が久しぶりの出演について感想を尋ねると「歌さん、ねぇ、ほんとに、50年前に比べるとね、動いてるんで嬉しいよ」「(大喜利メンバーを指さし)こっちの連中誰もしらねぇ!」と豪快な笑顔で毒舌を吐き、会場を沸かせた。

 さらに歌丸が大喜利のきっかけ出しとして「蝮さんにね、私の指した人にね『ばぁさん元気かい?』って声をかけてもらいたいんです」と依頼。すると真っ先に挙手した林家木久扇(78)に対し、毒蝮は「おいババァ元気か!」といつもの毒蝮節を炸裂。歌丸は「アンタの番組じゃないんだから……」と呆れた様子だった。

「そもそも『毒蝮三太夫』という芸名は『笑点』の出演者たちが考えた名前です。後に『笑点』を立ち上げた立川談志(75没)の所属事務所の社長を務めるなど、なにかと『笑点』とゆかりの深い人物だけに、歌丸のために一肌脱いだのでしょう」(芸能誌記者)――歌丸師匠の姿がお茶の間で観られる機会もあと僅か。心して見届けたい。

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