本誌は、この現場に居合わせた女性を神戸・三宮で発見。彼女にも話を聞くことができた。「私が気づいたときには、トイレの中からではなく、カウンターの外側から中に向けてしていました。当時、店には10人ぐらい一般のお客さんもいたんですが、誰も文句を言う方はいませんでした。というのも、その前から清原さんは相当荒れていましたから。私は、清原さんから現金が入ったサイン入りの祝儀袋をいただいたんですが、“(祝儀袋)もらったんやから飲め!”と強要され、断ると顔にお酒をかけられたんです。正直、なんて人なんだろうと思いましたね」

 こうした蛮行に加えて、その晩、ベンツで女性をお持ち帰りした清原被告は、さらに耳を疑うような発言をしていたという。クラブ関係者は明かす。「清原が“前のクラブのママにクスリを仕込まれた!”“おかげで(放尿して)恥かかせられた!”と言っていたんです」 前述の「27分間の密談テープ」には清原被告の「(オレ)○○(組織名)ともめているんですよね……」という発言があるが、そのような発言が飛び出す背景には、薬物特有の被害妄想としか考えられないフシがあったというのだ。

 さらに、地元の事情通からはこんな話も飛び出した。「その事件の後、クラブに清原が因縁をつけたことが結構噂になったんです。自業自得なのに、清原は密接交際が囁かれる別の組織を使って、そのクラブ側に嫌がらせをしようとしたようで。そのことが、彼がかの組織に頼る契機になったといいます」 今回、この他にも、清原被告と反社会的組織との接点を物語る重大証言を得ることができた。彼の元恋人・C子さんに関してのことだ。

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