――なかなか怒ってくれないなぁ。そういえば、吉木さんは今大ブームのラグビーの番組にも出ていたね。

吉木:そうなんです! 私、ほんとラグビーのラの字も知らなかったんですが、“初心者の目線でいい”ということで、日本代表の南アフリカ戦にゲストで呼ばれたんです。

――まさに大金星を挙げて、五郎丸選手たちが注目された試合だったんだ!?

吉木:はい。だから、私はリアルタイムで試合を観ていたんです。その試合後、日本中がラグビー一色になったんで、私もビックリ。

――幸運を呼ぶ女神だね。

吉木:いえいえ、私は何もしていないんで(笑)。ただ、あの仕事のおかげで、その後、選手たちにインタビューさせてもらえたんです。生で見ると、ほんと皆さん、体が大きくてオーラがあって。ただ、生放送のインタビューは私、ボロボロでした。あまりにも緊張しすぎて、自分でも何を言ったか覚えていないぐらい。あとでネットの書き込みを見たら“吉木りさ、どうしたんだ?”と書かれていましたね(笑)。

――そりゃあ、緊張しますよねー。五郎丸歩選手とも話していましたね。

吉木:はい。五郎丸選手はすごく優しいんです。ただ、テレビで見るより実際は小柄な印象でした。もちろん、全身筋肉で引き締まっているんですが。対して、海外のラグビー選手は五郎丸選手の2倍ぐらい大きい人もいるんです。だから、この体格差で勝ったことがスゴいと思いました。

――ラガーマンみたいな男らしい男性がタイプ?

吉木:格好いいし、頼もしいし、ステキですよねー。ただ、私の好きなタイプはどっちかというと文系で、静かな人なんですよね。

――吉木さん自身、アニメやマンガ好きですもんね。

吉木:そうなんです。その辺の趣味を理解してくれる方がいいですね。

――オタク男子がいい?

吉木:はい、全然いいです。でも、オタクに限らず、いざというときに前に出てくれない男性はちょっと……。

――たとえばどんなとき?

吉木:デートしているのに何もしないで夜8時ぐらいになったら“じゃあね”と帰っちゃう男子だと、恋愛にも発展しないでしょ。そういうときは心の中で、“ウジウジしていたら、いつまで経っても距離が縮まらねえだろ! ラガーマンみたいにタックルしてこいよ!”と思います(笑)。

――おっ、ちょっと怒り始めたぞ。じゃあ、嫌いな男のタイプも教えて。

吉木:怒らせようとしていますね(笑)。そうですねー、デートで夜景のキレイな場所に連れていけば、なんとかなると思っている男性はちょっと嫌。たまにいるじゃないですか。“夜景を見ながら午前0時ピッタリに口づけをしたい”とか、ロマンチックなことを言う人。

――いますねー。ムカつきますねー。あ~、考えただけでムカついてきました。

吉木:お前は夜景を見ながら、そこから飛び降りろ!

――出ました(笑)! ありがとうございます。とはいえ“飛び降りろ”とは、なんてひどいアドリブだ。

吉木:私も末期ですね……。

――最後に、我ら『週刊大衆』のことも怒ってくださいよ。

吉木:そんな恐れ多いことできませんよ! そもそも大衆さんに怒ってないし。

――いつも吉木さんのことを艶っぽい目で見てますよ。

吉木:じゃあ……この野郎! ニヤニヤしてんじゃねえぞ。鼻の下伸ばしてんじゃねえよ、お前ら!

――あのぉ、僕らにすれば最高の“褒め言葉”なんですけど。

吉木:そうなの!?

 怒る美女のイメージとは裏腹に終始、こちらの期待に応えるようにサービス精神に満ちていた吉木りささん。ホント、最高です♪

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