“現役女子大生”宮崎美子の衝撃!! 「名作CM美女」プレイバックの画像
“現役女子大生”宮崎美子の衝撃!! 「名作CM美女」プレイバックの画像

 コマーシャルは、テレビを見るときの楽しみの1つ。そこには、いつの時代も“いいオンナ”があふれているのだ!!

 風で美女の短いスカートが舞い上がる。すると画面には純白の下着が……。高度経済成長期の1969年、小川ローザ(69)が出演した『丸善ガソリン』のCMは、今日でも語り継がれる名作だ。だが、「Oh! モーレツ」なチラリCMからまもなく、彼女は表舞台を去ってしまう。「CMの翌年、レーサーと結婚。ところが、その相手が半年後に事故死してしまうんです。ガソリンのCMに出ていた彼女が、車に最愛の人を奪われたのは皮肉でした」(芸能プロ関係者) 失意のローザは、そのまま芸能界からフェードアウトしてしまうのだ。「以後はファッション関係の仕事などをしていたようですが、なんと2012年に、四十数年ぶりの芸能界復帰を果たしました」(前同) 現在は、美熟女モデルとして活動している。

 由美かおる(65)が出演した71年の『アース渦巻』のCMも懐かしい。下着にも見える衣装で、ベッドの上でウインクするセクシーな演出が話題を集めた。「お茶の間が気まずくなるほどの大サービスでした」(公務員・59) そのビジュアルはホーロー看板化され、全国各地に掲示され続けた。65歳になった今なお、彼女のルックスは、その看板とあまり変わっていない。「現在は数学者の秋山仁氏と事実婚の関係にあります。現役の“オンナ”であることも、美しさの秘密でしょう」(スポーツ紙記者)

 豊満ボディの現役女子大生、宮崎美子(57)が木陰で衣服を脱ぎ捨て、水着姿を披露する。そんな、80年の『ミノルタ』のCMもインパクトを残した。エッセイストの下関マグロ氏はその魅力をこう語る。「絶妙にタプタプしている腹回りがセクシーだった。CMでは水着でしたが、あれを下着に置き換える妄想をしましたね」 その後の彼女は、息の長い女優活動を続けている。「インテリを鼻にかけない庶民派キャラだけに、情報番組、クイズ番組でも重宝されています」(放送作家)

 82年、サントリー『樹氷』のCMでは、女優の田中裕子(60)が「タコが言うのよ。タコが」と独り語りをした。「タコに関する説明はナシ。あの不思議な感覚が時代にマッチしていました」と、昭和文化研究家のミゾロギ・ダイスケ氏。田中は翌年、NHKの『おしん』に主演し、確固たる地位を築く。それから三十数年、現在も実力派女優として高い評価を得ている。

 不思議な感覚といえば、同じ82年の『TOTOウォシュレット』のCMも忘れがたい。世の中に「おしりだって洗ってほしい」と訴えていたのは、“元祖・不思議ちゃん”戸川純(55)だ。「彼女はシャワー式トイレを普及させた功労者でしょう」(前出の放送作家) 現在は、当時から続けている音楽ライブが活動の中心になっている。

「小顔で透き通るような美肌。若い頃の彼女は、まるでヨーロッパの陶器の人形のようでした」と、グラビア畑のベテラン編集者が絶賛するのは、沢口靖子(50)だ。彼女が88年頃から出演していたヤマザキナビスコ『リッツ』のCMは、異例の長寿シリーズとなった。「同じような内容のCMが、30年近く制作され続けてきました。ところが、ヤマザキと米ナビスコ社との契約が切れるため、いよいよCMが終わる見込みです。これは一つの事件では」(前出のミゾロギ氏) CMも長く続いたが、主演作『科捜研の女』(テレビ朝日系)もロングランシリーズとなり、彼女のライフワークとなっている。

 当時17歳の牧瀬里穂(44)が出演したJR東海の『クリスマス・エクスプレス』(89年)は、バブル期らしいCMの一つ。山下達郎の『クリスマス・イブ』をバックに、聖夜に再会する若い男女を描いている。あのときのキラキラした美少女も、今や44歳だ。「4月に、ファッションプロデューサーの夫とともに『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演し、自宅を初公開。リッチな暮らしとともに、牧瀬の変わらぬ美貌が話題になりました」(放送作家)

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