今井翼「こだわりは職人レベル!?」夢中になっているモノとはの画像
今井翼「こだわりは職人レベル!?」夢中になっているモノとはの画像

 タッキー&翼の今井翼といえば、スペイン好きで有名だ。何度も自腹で現地に足を運んでは、フラメンコと語学を学び、世界初のスペイン文化特使に任命されたほどである。もはや、その活動はアイドルの域を超えたレベルに到達している。

 次の舞台『十月花形歌舞伎 GOEMON 石川五右衛門』(10月3日~27日/東京・新橋演舞場)では、石川五右衛門の父であるスペイン人宣教師役を今井が務める。同作は石川五右衛門がスペイン人ハーフでフラメンコを踊るという奇抜な設定の物語だ。日本の伝統芸にスペインを絡めた同作に今井の志気も上がっているようだ。

 ストイックで、人一倍の努力家でもある今井。オフ時の過ごし方は、ほとんどスペインに関することばかりだが、今年になって新たな趣味ができたという。「いい状態」のまま、履かなくなったブーツのリメイクである。

 履かなくはなったが捨てるにはもったいないブーツを「どうにかできないか?」と考えたところからスタートした。まずはハサミを入れてみた。その発想自体が規格外だが、次に本革のブーツを漂白剤の入った水に漬け込んで、そのまま1日半放置してみたという。漂白して、皮の色を薄めようとしたのだそうだ。

 それからは、頭の中がブーツのリメイク一色に染められた。入浴中も就寝前も、何度もブーツを眺めては、「ここをこうしよう」「ここに合うのはどんなパーツかな」と考えたという。

 さらに紙やすり、金やすり、革の紐など細かい装飾品を用意した。ブーツ本体の色がまだらになるようにダメージも入れ、革紐はどういう穴の通し方がいいかと考えた。空き時間を見てはネットで検索し、ビーズやパーツの使い方などを探しては、実際に自分でトライ。ブーツにきりで穴を開けて装飾用ボタンを装着、革の紐と白の紐を継ぎ足して、黒いスウェードの部分に編みこむ装飾を考えた。

 こうして「世界に一つだけの翼ブーツ」が完成。「職人になる感覚」を味わえたことが、何よりの楽しみだったようだ。

 パートナーの滝沢秀明は、最近『有吉ゼミ』(日本テレビ系)の名物企画「ヒロミ、芸能人の家をイジる。」で、ヒロミと同じ東京都八王子出身という繋がりから、番組でDIYにトライ。ハンドメイドやセルフリフォームの楽しさに目覚めているという。

 TOKIOのように、ジャニーズタレントはアイドル活動だけでなくさまざまな才能を発揮して番組を盛り上げているが、いつか「タキつば」の2人が手を組んで物づくりを始める日も近いかもしれない!?

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