『とと姉ちゃん』脚本家は元芸人!? ヒット作多数の売れっ子だった!の画像
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 現在放送中のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』。大ヒットとなった波瑠さん主演の『あさが来た』の後ということで、当初は不安視されていましたが、ここまで視聴率は絶好調。連日20%超えを記録しており、作品の評判も上々のようです。『とと姉ちゃん』がヒットしている要因としては、キャラクターたちの生き生きとした会話劇が楽しめる、脚本の面白さも大きいでしょう。

 そんな本作の脚本を務めているのは西田征史さん。実は、西田さんが注目のドラマを手がけるのは、これが初めてではありません。

 小栗旬さん主演で今年1月に映画版も公開された『信長協奏曲』、嵐の大野智さん主演で人気を博した『怪物くん』、KAT-TUN亀梨和也さんと杏さんの共演による大胆な実写化で話題になった『妖怪人間べム』など、実は西田さんは大ヒット作品の脚本を数多く手がけているヒットメーカーなのです。

 また、向井理さん、片桐はいりさん主演で2014年に公開された映画『小野寺の弟・小野寺の姉』では原作・脚本・監督も務めていて、マルチな才能が光る人物といえるでしょう。

 こうして振り返ると、クリエイターとして順調にキャリアを積んできたように見える西田さんですが、実はなんと元々はお笑い芸人。高校卒業後にお笑い芸人オーディションを受けて合格し、1995年にお笑いコンビ『ピテカンバブー』を結成しています。

 ただ、大学に通いながら活動するものの、残念ながら泣かず飛ばず。99年に解散して、芸人活動も卒業しています。その後は、芸人時代から舞台用の脚本を書いていたこともあり、舞台中心の活動へ。脚本、演出、出演までこなしていました。その活動がきっかけになって、佐藤隆太さん主演の映画『ガチ☆ボーイ』(2008年公開)の脚本コンペに参加。見事、脚本家としてデビューを飾ります。

 その後の活躍は、先にも述べたとおり。脚本家として大活躍していますが、NHKの朝ドラを執筆するのは昔からの夢だったそうです。そんな西田さんの想いがつまった『とと姉ちゃん』、これからもますます目が離せませんね。

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