敏感な唇には紫外線が大敵!「カサカサ唇」を上手にケアする方法の画像
敏感な唇には紫外線が大敵!「カサカサ唇」を上手にケアする方法の画像

 冬の乾燥シーズンは過ぎたはずなのに、唇がカサカサという人はいませんか。実は筆者も年中リップクリームが手放せず、悪化したら皮膚科に行くといった次第です。

 唇が荒れる原因は大きく分けて2つあります。紫外線と唇を舐めることです。唇より厚い皮脂を持つ肌も日焼けでダメージを受けますから、それより弱い唇への負担は相当なものです。そして、ダメージとともに水分も失われます。唇を舐めるのは水分を与えているようですが、実は唾液が蒸発する際に周囲の水分も一緒に奪われてしまいます。結果、やはり乾燥が進みます。

 リップクリームには、化粧品、医薬部外品、医薬品(第三類など)の種類があります。乾燥を防ぐために普段使いをするなら化粧品と表示されたものがいいでしょう。唇にひび割れが見られたら医薬部外品のものを、炎症やひび割れが酷い場合は医薬品を使うことが目安となります。

 しかし、ここで注意なのが超敏感唇の場合です。同じようにケアしても皮膚科のお世話になってしまうこともあるのです。

 そこで超敏感唇さんがリップを選ぶ際、まず避ける成分として「メントール」があげられます。通常、細胞の活性を促す成分ですが、超敏感唇には逆効果になる可能性があります。ほかには、「ヒマシ油」や「ラノリン」は人によって合わない場合があります。

 超敏感唇のための紫外線対策としては、植物オイルがオススメです。成分欄に○○油や○○オイルと書かれたものがそうです。たとえば「レッドラズベリーシードオイル」「キャロットシードオイル」「アボカドオイル」「大豆オイル」などは、特に紫外線に対して強みを発揮します。

 種類や質によって紫外線に対する強さは異なりますが、どれも天然のバリアとなってくれます。注意点としては、遅かれ早かれオイルは酸化するということ。オイルの中でも特に、ローズヒップオイルと馬油は酸化が早いので、夜間用として使用するのがいいかもしれません。

 唇ケアには乾燥と紫外線対策を念頭に、オイルは人によって合うものが違うので、いろいろお試しすることをオススメします。自分にあったリップクリームをゲットしてプルプル唇を目指しましょう!

長谷川正和
86年、神奈川県生まれ。男性のハンドモデルとしてコマーシャルから広告、再現VTR等に出演。物心ついた頃からお腹が弱いため、身体の「中身」のスキンケアも徹底している。

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