レオ子のぱちんこ堅勝ゼミナール
第41回 投資スピードが抑えられるパチンコ台

「パチンコライター」を名乗っている私ではありますが、実はCS番組や攻略誌の付録DVD、ネット配信動画への出演など、原稿を書く以外の仕事も引き受けております。むしろ仕事の割合を考えると、いまやそれらパチンコ動画出演の業務がメインと言ってしまっても良いくらいです。

 そういった動画番組では、ライターの出玉バトル企画が行われる機会が非常に多いんです。チーム戦だったり、NGワードを発言したら出玉を没収されたりと、あらゆるサブ要素が足されることもありますが、基本ルールは単純に投資金額と出玉の差、すなわち「差玉」で競い合うというもの。プラス収支が大きい人が勝ちというシンプルな対決企画です。最近のパチンコ動画は凝った企画もたくさん見られますが、結局こういうシンプルなモノが人気だったりするんですよ。

 そして、パチンコ動画だとオンエアで使われるのは当然「大当たり」の部分。でも、パチンコって勝ったり負けたりじゃないですか。日によっては大当たりが全く引けないこともあるわけで。でも、番組の尺も収録時間も決まってますよね。なのでそんな時は、どうにか使えるシーンを捻出するために、バトル相手の様子を確認しがてら、お互いの現状を報告しあうことで尺を埋める努力をしています(笑)。

 先日もバトル企画の収録があったのですが、その日は(その日も!?)大当たりが引けないどころか激アツハズレすら発生してくれない、見せ場のない苦しい展開に見舞われまして……。案の定、使えるシーンがないということで、敵情視察に赴くことにしたんです。

 そこでちょっとビックリするようなことがあったんですよ。なんと、バトル相手も私同様に大当たりを引いていない状況だったんですが、投資額に大きな差があったんです。相手が12000円使っていたのに対し、私は8500円。ものの1時間足らずで投資額が3500円も違っていたんです。もちろん、私が休憩を挟みつつのんびり打っていたわけではなく、互いに休むことなく黙々と打っていた結果。その理由はなんと、私が実戦機種に選んだ台にありました!

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