ガッキーに能年玲奈、雑誌『ニコラ』は、売れっ子養成所だった!?の画像
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 なにかと“不倫”が取り沙汰される今、ちょっとした話題になっているのが林真理子原作のドラマ『不機嫌な果実』(テレビ朝日系)でキワドイ不倫シーンを演じている栗山千明(31)だ。クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビルVol.1』に出演して以来、セクシーな雰囲気を漂わせた女優として活躍している彼女は、このドラマでもその魅力を存分に発揮している。しかし実は彼女、ファッション誌『ニコラ』(新潮社)でモデルを務めていたこともあったという。もちろん女優を志す以前の10代前半頃の話ではあるが、現在とのギャップに少し驚かされてしまう。

『ニコラ』とは1997年に創刊され、小学生から中学生女子の間で絶大な人気を誇るファッション誌。モデルとして起用されるのは長くても高校1年生の3月までと決まっており、毎年3月には都内で「卒業式」イベントが行なわれるのが常となっている。しかしこの卒業式を終えた後もモデルや女優として活躍している芸能人は、栗山千明に限らず、かなり多いのだ。

 そんなニコラ出身の芸能人のなかでも出世頭と言えるのが、ガッキーこと新垣結衣(27)。2001年、『ニコラ』読者だった姉に「私はもう(年齢的に)できないから」と推されてオーディションに応募すると、グランプリを獲得し、2005年春に“卒業”するまで表紙に15回登場するという当時の記録を作った。そして2005年に『Sh15uya(シブヤフィフティーン)』(テレビ朝日系)でドラマデビューすると、その翌年には『トゥルーラブ』(フジテレビ)でドラマ初主演。女優としても瞬く間にスターダムにのし上がった。

 2013年に『夫のカノジョ』(TBS系)でドラマ初主演を務めた女優の川口春奈(21)は、小学6年生の春休みに友達とその母親が『ニコラ』のオーディションに履歴書を送り、見事グランプリを獲得。同年10月号でモデルデビューした。2011年に卒業するまで『ニコラ』の表紙に起用された回数は新垣結衣と同じく15回で、うち3回が単独での起用だった。

 現在『ポップティーン』(角川春樹事務所)のモデルとして活躍するほか、テレビでもその“おバカ”な言動で人気の藤田ニコル(18)も『ニコラ』出身。2009年にオーディションに応募し、1万4076人の中からグランプリの5人に選ばれて専属モデルとなった。なんでもその応募理由は、「お母さんがニコルと似ているから『ニコラ』を買ってきたのがきっかけ」らしい。

『ニコラ』出身の芸能人は他にも、“エリカ様”の異名をとる女優の沢尻エリカ(30)、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』でヒロインを務めた能年玲奈(22)、実力派女優として注目される二階堂ふみ(21)、チャイドルとして活躍した吉野紗香(34)や野村佑香(32)、ドラマ『おせん』(日本テレビ系)で主役を務めた蒼井優(30)、岡本玲(24)、西内まりや(22)、沙羅マリー(29)、日南響子(22)、松井愛莉(19)など、有名どころがズラリ。もはや『ニコラ』を見れば、将来人気を獲得する芸能人を見つけられると言っても過言じゃない!?

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