『ハガレン』実写化に「原作者の意向を無視するな!」と異例の批判殺到!?の画像
『ハガレン』実写化に「原作者の意向を無視するな!」と異例の批判殺到!?の画像

 今月24日、大人気漫画『鋼の錬金術師』の実写映画化とそのキャストが発表され世間は大きな盛り上がりを見せているが、マニアからはキャスティングに作者である荒川弘の意向が全く反映されていないと嘆く声があがっている。

 今回、発表されたのは主人公のエドワード・エルリック役にHey!Say!JUMPの山田涼介(23)、ヒロインのウィンリィ・ロックベル役に本田翼(23)、ロイ・マスタング大佐役にディーン・フジオカ(35)、ホムンクルスのラスト役に松雪泰子(43)などの配役だ。

 しかし、荒川は『鋼の錬金術師』の単行本15巻のおまけ漫画の中で、読者からの「実写化になったらどんな役者が良い?」という質問に対し「ラスト姐さんは叶姉妹のどっちか」、さらにロイ役に至ってはアシスタントなどと満場一致で及川光博(46)を希望すると描いているのだ。

 こういった背景があってか、ネット上では「ロイは絶対ミッチーだろ」「ディーンも悪くないけどミッチーは作者公認だからなー」と、特にロイ役に関しての不満が続出。中には「作者の主張は無視されたっぽいな」「人気キャラに旬のイケメン俳優とか、でたよこれ」「実写化させてもらうんだから作者様の意見は聞けよな」と、荒川の意見が無視されたのでは? といった声も多く上がる事態となっている。

「人気漫画の実写化は非常にデリケートで、イメージと合わないという理由でバッシングされがちです。しかも今回は作者自身が実はほかの役者を希望していたという最悪のケース。批判が噴出するのも無理はありません」(映画関係者)

 荒川は今回の実写化に対して「アニメやゲームとはまた違った表現を見せていただけそうで楽しみです!」と語っているが、キャスティングの良し悪しに関しては特にコメントは無し。果たしてその胸中はいかに。

本日の新着記事を読む