ジャニーズなのに「キムタクオタク」!? 好きすぎて、ダンスも服装も完コピ?の画像
ジャニーズなのに「キムタクオタク」!? 好きすぎて、ダンスも服装も完コピ?の画像

 親や兄弟、親せきやクラスメイトがジャニーズ事務所に履歴書を郵送、気づいたらジャニーズJr.になっていた……というパターンは少なくない。A.B.C-Zの河合郁人も、母親の友人が「マツジュン(嵐の松本潤)に似ている」という理由で勝手に応募。あれよあれよという間に、先輩ジャニーズのバックで踊っていたという。

 ところが、入所後はとんとん拍子とはほど遠く、同世代でバックダンサーを務めていたKis-My-Ft2に大きく水をあけられた。そして、ジャニーズJr.として活動することおよそ13年。未来に不安を抱き、深夜のバーで友人に愚痴ったことも、1度や2度ではなかったらしい。それでもジャニーズを辞めなかった一番の理由は、SMAPの木村拓哉がいたからだ。河合にとって木村は、もはや憧れを超えた神のような存在なのだ。

 数あるジャニーズものまねの中でも、キムタクのものまねは事務所の後輩たちの間で「禁断」とされ、避けられていた。しかし大の「木村マニア」である河合は、好きが高じて、木村のダンスの特徴、歌唱、ドラマの台詞などを見事なまでに再現してみせた。結果的にその勇気が買われ、「ジャニーズものまねが得意な河合」というキャラクターを確立する。

 河合のいちばんの楽しみは、SMAPのライブDVDを見ることだ。チェックするのは、本編ではなくメイキング。そこで木村の私服を見て、ネット検索し、同じブランドの同じものを購入するのだ。たとえば、木村が愛用している馬蹄形のリングや、「Free City」のパーカー、ティアドロップタイプのサングラスなどである。

 あるラジオ番組で木村がゲストだった際に、河合も急きょ呼ばれて駆けつけたのが初対面。質問したいことや伝えたいことは山ほどあったが、気持ちの整理がつかずうまく言葉にできなかった。結果、口から出ていたのは「SMAPはストレッチしていますか?」という、心底どうでもいい質問だった。

 河合の目をジッと見た木村は、「SMAPはストレッチはしないよ」とポツリ。A.B.C-Zはアクロバットが売りなので、ついそのような質問が出たのかもしれない。

 そんな河合が、楽屋で一緒に寝るほど大事にしている馬のぬいぐるみの名前は、「たくや」。彼こそジャニーズきっての正真正銘「キムタクオタク」だ。

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