次は、三冠レース最終戦……6月11日、ベルモントパーク競馬場で行われる「ベルモントS」です。距離は三冠で最も長い2414メートル。広々としたコースもラニ向きで、体調さえよければ、これまでで最高のパフォーマンスを発揮できる条件が揃っています。

――もちろん負けは負け。あとちょっとで。あそこでこうしていれば。運が味方してくれていたら……言い訳はできますが、どんな言葉で繕っても負けたという事実は変わりません。でも勝負事は、この負けを噛み締め、次に生かすことから始まります。馬も、人も。新たな歴史をつくるために、全力で挑みます!

 その前に――今週末、6月5日は、東京競馬場でGI「安田記念」です。パートナーは、小島太厩舎、H.H.シェイク・モハメドオーナーのディサイファ。このレースには、「安田記念」「マイルチャンピオンシップ」「香港マイル」「チャンピオンズマイル」とGI4連勝を含む7連勝中の昨年の年度代表馬、モーリスも参戦する予定です。

 あの馬の強さは、ちょっと次元が違いますが(苦笑)、パートナーの力と、競馬は何が起こるかわからない……という言葉を信じて、ゴールを目指します。

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