たけし、ネットに依存する現代社会を「気持ち悪い」と非難の画像
たけし、ネットに依存する現代社会を「気持ち悪い」と非難の画像

 5月29日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)にビートたけし(69)が出演。ネット依存しすぎている現代社会について言及する一幕があった。

 様々な話題にたけしやゲスト達が独自の切り口で議論を交わすこの番組。この日も様々な意見が交わされたが、番組のエンディングで、たけしは「ネットっていう物の影響ってのは、ここまではびこってきて、良いんだろうかと思うけどなぁ」と切り出した。“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏(69)は何度もうなずいて「本当に」と同意し、元衆議院議員の東国原英夫(58)も顔をしかめながら「ええ」と同意した。

 続けてたけしは、「こないだ友達と食事した時に、その子供がスマートフォンを離さなかった。最後まで。『どうも、こんにちは』って言って(から)、ご飯を食べながらでもずーっとだよ。これが普通の生活になってるような社会ってさ、気持ち悪いよね」とネットに依存しすぎている現代社会に問題提起した。

 すると大竹まこと(67)は「うちの女房も、スマホに向かってこないだ『クエンティン・タランティーノ』って言ってましたからね」「要するに『パルプフィクション』を調べたかったんだけど、勘弁してくれよって」と、苦言を呈していた。

 たけしは、「ITの人たちは世界中の人間に手錠をかけたっつってんのよ。で、それにまつわるアプリや何かで儲けるのが今の一番の最先端だから」と言及したが、「私もネットマガジン始めましたけどね」と笑いながら明かし、大竹に「やってんのかよ」とツッコまれていた。たけしは「多様化したよね」と言い、番組を締めくくっていた。

「新しい技術や文化が社会に登場するたびに、“どうかと思う”と苦言を呈す人は多いですが、それは、その人がそれ以前の社会で不自由なく暮らせていたからでしょう。ただ、スマホの登場などIT化が進んだことで生活が便利になったと感じる人も多いはず。近年は社会の変化のスピードが早いので、年齢が高い人ほど変化に対応できないようですが、この流れを止めることはできないでしょうね」(IT系ライター)――現在の高齢者も、かつては「最近の若い奴は……」と上の世代に文句を言われていたはず。時代の変化に文句を言い始めたら、老化の証?

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