5月29日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に元宮崎県知事の東国原英夫(58)、元TBSでフリーの田中みな実アナ(29)らが出演した。
番組冒頭、舛添要一都知事(67)の政治資金不正流用疑惑に関する議論になった。さっそく、爆笑問題の田中裕二(51)が、「元知事、元国会議員としてどうですか?」と東国原に意見を求めた。それに対し東国原は「まぁ、マニュアル通りですね。あ、この疑惑ですか? 疑惑じゃなくてほとんどクロですよね。だからそれを法的にクリアだということを証明するために今、ヤメ検の皆さんにお願いしたということですよね」と、舛添都知事について“クロである”と認識していることを明かした。
その後、意見を求められた田中アナは「まぁ、叩いて埃が出ない人はいないかなと思うんですけれども、私たちの税金使ってる時点で容認できないところではあるんですが、政治家の権力を悪用して賄賂を貰うというような巨悪ではないわけで、難しいですけど、“許せない”っていう感じではないかな」と持論を述べた。
その後も様々な出演者が意見を述べる中、爆笑問題の田中が「巷では、次の都知事は誰がいいんだ、みたいな話になったときに、東さんの名前があがってるんですけども。ぶっちゃけ都知事は?」と東国原に尋ねた。
すると東国原は食い気味に「だから、何回も言うように俺はダメだよ。無理だって。さっきみな実さんも言ったけど、叩けば埃が出るって!」と都知事選へ出馬する意欲はないと主張。それを聞いた爆笑問題の太田光(51)に「まだ出る!?」と返されると、東国原は「もうちょっと出る!」と答えていた。
「東国原氏は、前回の都知事選挙で『可能性は2000%ない』と明言しながら、直前まで出馬に向けて準備していたことが明らかになっています。また、2011年に都知事選に出馬した際は、石原慎太郎(83)に続く2位の得票数を獲得しています。衆議院議員を辞めてから、約2年半ですが、このまま政治家を引退するつもりはないでしょう。もし、舛添氏が辞任した場合は、候補者の筆頭株になるでしょうね」(スポーツ紙記者)――最近はタレント活動を再開し、議員時代には封印していた“自虐ネタ”を解禁している東国原英夫。しかし、名前を「そのまんま東」に戻さないのは、政治家へ復帰する可能性がある証拠!?