過酷な戦闘機のコクピットで「絶対しなければならないこと」とは?

 旅客機が巡航する高度1万メートルの気圧は、地上の5分の1の0.2気圧しかありません。酸素が薄く、気温は低く、生身の人間にはきわめて過酷な環境。私たちが快適な空の旅を楽しめるのは、機内が与圧され、地上に近い0.8気圧にキープされているからです。

 しかし、戦闘機のコクピットは、そうはいきません。頻繁に高度を変えることが多いし、内側からの圧力を高めると被弾したときのダメージも大きくなるので、もともと与圧は低め。高空に行けば行くほど与圧も低下して、快適とは言えない状態になります。

 そのため、パイロットや同乗者に欠かせないのが低圧訓練。この訓練を受けて合格しないと、戦闘機に乗ることはできません。訓練では特別な装置を使って高度3万6000フィート(約1万1000メートル)の状態や、8000フィートから2万2000フィートまでの減圧を1秒間で行う急減圧などを実体験するわけですが、訓練生はこのとき、教官からある注意を受けます。

 それは「しっかり○○○や○○○をやるように」。これをやらないと減圧に耐えられず、失神することもあるとか。さて、○に入る言葉は?

答え:オナラやゲップ。気圧が低くなると体内のガスが膨張。体の内側からの圧力が高くなるため。

出題:浜川卓也

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