米倉涼子「離婚問題決着」で、ついに完全復活!?の画像
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「テレビドラマの視聴率が下げ止まらない中、“視聴率女王”と呼ばれた彼女が代表作とともに帰ってくるんです。期待するなと言うほうが無理ですよ」 民放ドラマの制作スタッフがこう言う彼女とは、この夏に放送される『ドクターX~外科医・大門未知子~スペシャル』(テレビ朝日系)に主演する米倉涼子(40)のことだ。

「大物俳優、大物女優の主演ドラマが軒並み大コケし、“冬の時代”といわれるドラマ界にあって、米倉の完全復活は明るい話題。“業界全体のカンフル剤になってくれれば”と期待するテレビ局関係者も少なくありません」(テレビ誌記者)

 高まる“米倉待望論”に後押しされるようにして、『ドクターX』で帰って来る彼女だが、その背景にはドロ沼化していた離婚問題に決着のめどが立ったこともあるという。「長引いていた離婚協議ですが、双方の弁護士の話し合いの結果、慰謝料なしの離婚で合意した模様です。今後『ドクターXスペシャル』を大々的に宣伝するためにも、米倉はできるだけ早く身辺をスッキリさせておく必要がある。おそらくドラマの放送前に、離婚を正式に発表することになるでしょう」(芸能記者)

 14年12月に元リクルート社員で、現在は会社経営者のS氏と電撃入籍した米倉だが、結婚3か月後には別居していたことが判明。離婚を求める米倉と難色を示すS氏の離婚協議は、平行線のまま暗礁に乗り上げていた。「米倉に対する“5時間説教”などS氏のモラハラの数々が取り沙汰され、“離婚やむなし”の空気が強まる中、S氏は頑として首をタテに振らなかったんです」(女性誌デスク)

 離婚協議が進展しないため、米倉はこの1年間、満足のいく女優活動をすることができなかった。「『家政婦は見た!』(テレ朝系)や『松本清張スペシャル かげろう絵図』(フジテレビ系)など、単発の主演ドラマはありましたが、宙ぶらりん状態の米倉は集中力を保つのは難しかったようで、視聴率もパッとしませんでした」(前出のテレビ誌記者)

 米倉がフリーランスの天才外科医に扮する『ドクターX』は、12年に放送された第1シリーズの平均視聴率が19.1%、13年放送の第2シリーズの平均視聴率が23.0%。14年放送の第3シリーズの平均視聴率が22.9%、最終回の視聴率が27.4%を記録したテレ朝のドル箱コンテンツ。それだけに米倉の完全復活を告げる、この夏の『ドクターX外科医・大門未知子スペシャル』には、彼女もテレビ朝日も力が入っている。

「今回のドラマは金沢を舞台に、新設された大病院にヘッドハンティングされた大門が、周囲に張り巡らされた陰謀に立ち向かうというストーリー。敵役の腹黒い病院長役にビートたけし、大門が執刀するフィギュアスケーター役にHey!Say!JUMPの伊野尾慧、寿司屋の美人女将役に橋本マナミとキャスティングも超豪華。米倉の復活に花を添えています」(テレビ誌記者)

『ドクターX』シリーズは「私、失敗しないので」という米倉の決めゼリフが有名だが、今回のスペシャルドラマでは、なんと彼女が「私、失敗したので」と、自身の離婚を連想させるきわどいセリフを吐くシーンも用意されているという。「テレ朝は早ければ10月スタートの秋ドラマ、遅くとも来春早々には『ドクターX』の第4シリーズを制作する方向で米倉以下、出演者のスケジュールを調整中だそうです」(前同)

 体調面でも万全を期すためだろう。最近の米倉は、なじみの整体師を事務所に呼び、コンディション調整に余念がないという。「好きなお酒も控えているようで、小泉今日子率いる“小泉会”に出席する回数もめっきり減ったようですよ」(前出の女性誌デスク)

 芸能評論家の三杉武氏はそんな米倉を評して次のように話す。「いかにも作り物っぽい恋愛ドラマに対する視聴者の目線が厳しくなる一方で、人間の生死に関わる医療系ドラマは善戦しています。中でも勧善懲悪的なスッキリした後味を残す『ドクターX』は米倉のクールビューティな魅力もあって人気シリーズになりました。女優として本格的にリスタートする前に離婚を発表するのは、タイミング的にもベスト。賢い選択だと思います」 本気モードになった米倉涼子。全力で挑むドラマに期待したい。

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