一方、スポーツ界を見渡すと、やはりプロ野球選手が目立つようだ。「公になっていませんが、セ・リーグ某球団の元主力選手のFは、東南アジアで一度捕まっています。間違いありません」(裏事情に詳しい事情通) このFはそもそも、引退したのも薬物検査で引っかかったためとの情報もあるのだ。Fは、こんな近況を見られている。「最近、うちの店に来たんですが、ゲッソリ痩せていましたね。肉も全然食べなかったなあ……」(世田谷区内の焼き肉店関係者)

 現役選手では、過去に打率3割を何度も記録したこともあるGの名も。「Gが所属する球団側は薄々気づいているといいますよ。また、Gには薬物だけでなく、裏カジノに出入りしていた疑惑もあって……」(前出の事情通)

 清原被告絡みでは、先週発売の『週刊アサヒ芸能』『フライデー』が“次に逮捕される薬物有名人”として、『紅白歌合戦』にも出たことがある大物タレントHの名を報じている。両誌の記事では、逮捕された清原被告が、取り調べ中に“薬物仲間”としてHの名を供述したことからターゲットになったといわれている。

 また、現役時代の清原被告と“薬物仲間”だったと告白している元タニマチのY氏が、先週発売の写真誌『フラッシュ』で“自分と清原と3人でやっていた”と証言し、それをもとに直撃取材を受けていたのは、元巨人軍OBの広澤克実氏だった(本人は「根も葉もない話」と完全否定)。この実名報道には驚きは隠せなかったが、今回の取材で出てきた名前で、本誌が最も驚いたのは大物女優Iだ。「約20年ほど前ですが、当時、彼女とつきあっていた男が2度、薬物で捕まり、服役もしています。その際、彼女も事情を聞かれています。“薬物は一度やったら止められない”と、当局は彼女へのマークも続けているといいます」(事情通)

 こう見ると、「清原の次」の噂は確度の差はあれ、枚挙にいとまがない。疑わしきは軒並み逮捕せよ、との意見もあるかもしれないが、そうはいかないという。「薬物逮捕は有名人であればあるほど一罰百戒の効果は大。しかし、ガサをかけて万一、ブツが出てこなければ、当局は激しい批判を受ける。そのため慎重にならざるをえないんです。清原も数年間にわたり行確してきましたし、14年5月に薬物で逮捕された歌手のASKAの場合は、奥さんが当局の協力者になり、ようやく逮捕に至ったといいます。芋づる式に逮捕なんて無理だし、過去に例もないんです」(当局関係者)

 だが、追い詰められる一方の反社会的組織の資金源の断トツ1位は今や薬物で、その供給量は年々増えているとも伝わってくる。それに歯止めをかけるべく、水面下で捜査を続ける当局が、次に逮捕に踏み切る「清原の次」は、いったい誰なのか……!?

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