「嵐」デビュー直前まで、生田斗真も所属していた!?の画像
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 嵐の大野智主演の日本テレビ系ドラマ『世界一難しい恋』の主題歌『I seek』、松本潤主演のTBS系ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の主題歌『Daylight』、嵐のこの2曲両A面シングルが発売初週に73.8万枚を売り上げ、5月30日付けの「オリコン週間シングルランキング」でトップに輝いた。前作『復活LOVE』の初週売上を上回るスタートダッシュとなったのは、さすが嵐というべきか。

 今でこそ超売れっ子の嵐だが、当然、ジャニーズJr.時代の下積みを経験している。その頃には、みんなが一度は「このメンバーでCDデビューか!?」と思われるようなグループに身を置いていた。松本潤(M)、相葉雅紀(A)、生田斗真(I)、二宮和也(N)の場合は、「MAIN」というグループだ。

 4人は、1996年にジャニーズ事務所に入所した同期だ。翌97年、最初のグループ「Jr.BOYS」が結成され、その後「ジャニーズJr.Boys」に改名。そして最後に、MAINに落ちついた。初の主演ミュージカル『スタンド・バイ・ミー』を機に結成されたものだったが、終演後も活動を続行していた。しかし、99年に嵐が結成された時、生田はメンバーから外された。

 生田は嵐のバックダンサーとして踊らされた時は悔しい思いをしたというが、その分、主演ドラマ『ウロボロス』(TBS系/2015年)に嵐のシングル『Sakura』が起用された時は、感慨もひとしおだったに違いない。

 その頃の大野智は、京都にオープンした「シアター1200」でロングラン公演『KYO TO KYO』に出演し、中心ユニット「少年新撰組」の一員として京都に住んでいた。終了後の1999年には、少年隊のミュージカル『PLAYZONE’99 Goodbye&Hello』を支えるダンスユニット「Musical Academy」に加入。両ユニットともに、仲間はほとんど退所したが、この頃から大野のダンススキルは高かったという。

 97年頃、櫻井翔はタッキー&翼の今井翼たちと「翼翔組(つばしょうぐみ)」を組んでいた。小柄だったメンバーで結成されたため、雑誌のグラビアでは「Littleチーム」と呼ばれることもあった。櫻井と今井はプライベートでも大の仲良しだ。レッスン後は一緒にご飯を食べたり、プリクラを撮ったりすることも。当時の写真の数々を、今井は今でもちゃんと保管しているらしい。

 いろいろなグループを経て、最終的にいまのメンバーに落ち着いた嵐。それまでの経験や出会いがあったからこそ、今の嵐が存在するのだ。

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