野村宏伸「俺をもっと売れ!」絶頂期の“暴言三昧”を反省の画像
野村宏伸「俺をもっと売れ!」絶頂期の“暴言三昧”を反省の画像

 6月6日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に俳優の野村宏伸(51)が出演。絶頂期のしくじりっぷりを反省を込めて、オードリーの若林正恭(37)らに語った。

 野村は1984年に映画『メイン・テーマ』でデビュー。その後、1987年にスタートした『ラジオびんびん物語』(フジテレビ系)から始まる「びんびんシリーズドラマ」に出演し、人気俳優となった。野村いわくその頃は急に売れたため「“テング”になっていた」と語り、所属事務所に対しても「この事務所があるのは誰のおかげだ?」「休みくれって言ってんだろ!」「俺をもっと売れよ!それがマネージメントだろ!?」などの暴言を吐きまくっていたことを明かした。

 これに対し若林は「これは言っちゃダメですね」と、呆れた顔を見せていたが、野村の“テング”エピソードはまだまだあった。びんびんシリーズで演じていた「榎本」はなよなよした性格だったのだが、「“テング”になった僕は『人からナメられる榎本みたいな役はもうやりたくない、ハードボイルドな役がやりたい』と、榎本イメージに反発」するようになり、街でファンから「びんびんの榎本さんですよね?」と聞かれても、声を落として「だから?」と聞き返すようにしていたのだという。野村は当時の自分の態度について「ファンの方に対しては本当に人としても絶対にやってはいけないことをやってしまったんです。あの時のファンの皆様、本当にすみませんでした」と、反省とおわびを改めて行い、頭を下げていた。

「びんびんシリーズで絶頂を極めていた1987年から1990年ぐらいまでは、野村が各局のドラマに出まくっていた時期。調子に乗っても仕方ないかなと思うぐらいの活躍ぶりでしたね。ただ90年台半ばぐらいからは主役どころか出演すら途絶え、仕事は激減。復活するまでに10年近くかかっています。現在は主役より脇役として活躍していますが、着実な演技力が評価され、出演作も増えています。今後が期待できる俳優の1人ですね」(映画ライター)――長い役者人生は、まだまだこれから!?

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