「将来が不安」より「ハワイに行きたい」ほうが、お金が貯まる!?の画像
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「節約しているのに貯金が全然増えていかない」お金に対する漠然とした不安は誰にでもあるもの。貯金の悩みはその最たるものですね。でも、どうしてお金を貯めたいのですか。

「将来何が起こるかわからないから、とりあえずお金を貯めている」そう考えているアナタは、だからお金が貯まらないといってもいいでしょう。

 鋼のような強いハートを持っていない限り、多くの人は「とりあえず」では貯金できません。お給料が入れば買い物したいし、美味しいものも食べたいと思うのが人間という生き物。無計画に浪費していては貯金できないのも当たり前ですよね。つまり、「使いたい気持ち」をいかにコントロールできるかが貯金生活の鍵なのです。だからこそ、「何のために貯めるのか」をハッキリさせましょう。

 最初に「具体的な目標をたてる」ことです。「いつか海外旅行に行きたい」よりも「3年後のGWにハワイに行く!」など、思い切って日付を決めてしまいましょう。そうすることで「3年後にハワイに行くためには毎月1万3千円積み立てていこう」と具体的なプランを持つことができ、夢が実現しやすくなります。

 また、具体的なプランがない人の場合は、年齢に応じた目標額を決めてもいいでしょう。たとえば20代は海外旅行や結婚資金を想定して、目標金額は生活費の3カ月~半年分などと想定します。30代は同じく結婚資金や住宅購入のため、目標は年収の1.5~2倍を目安に。40代は同じく住宅購入や子供の教育資金のために1千万~2千万円程度の貯金を目指したいところです。

 目標額を設定すると、いま現在の家計状況を把握する必要が出てきます。現状はいくら貯まっているのか、この先、どのぐらい貯まりそうなのか。そうすることで、無駄遣いを減らし、満足度の高いお金の使い方ができるというわけです。

「とりあえず」と将来の不安に備えて貯金するよりも、「未来の自分のために」貯金したほうが、張り合いがありヤル気も出てきます。夢をもつことで無駄遣いをなくせるのです。動機がネガティブなものかポジティブなものかで、貯金額の伸びも違うでしょう。楽しい貯金生活には、目標と目的が必要不可欠なのです。

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