V6三宅健「森田剛をよろしくお願いします」鶴瓶に見せた“剛健コンビ”の絆の画像
V6三宅健「森田剛をよろしくお願いします」鶴瓶に見せた“剛健コンビ”の絆の画像

 現在公開中の映画『ヒメアノ~ル』で、V6の森田剛がサイコキラーを演じ、その狂気的な演技で役者としての評価を高めている。公開がはじまる5月下旬には、日頃ソロ活動でめったにテレビには出ない森田が、バラエティやトーク番組に多く出演し、精力的に主演作をアピールしていた。

 そのうちのひとつ、笑福亭鶴瓶がMCを務める『A-studio』(TBS系)では、同じくV6の三宅健に森田のことを取材、彼が語ったエピソードが披露された。森田と三宅といえば、V6結成前のジャニーズJr.時代には、「剛健コンビ」として人気が爆発。ジャニーズJr.黄金期の先駆けとなり、のちのV6人気をけん引することになる。

 三宅は今年、タッキー&翼の滝沢秀明主演舞台『滝沢歌舞伎』に出演した。三宅と滝沢という初の超貴重な組み合わせは、ロングラン舞台に新たな1ページを刻みこんだ。しかし、三宅は初日からわずか2日後、右足を負傷してしまう。そのニュースを知った森田は、いつもは人の舞台をほとんど観ないが、珍しく会場に足を運び、「お前の踊りを観にきたんだから踊れよ」と三宅に言ったそうだ。

 ただ単に心配したり励ましたりするのではなく、このダイレクトな叱咤激励は、20年以上の付き合いがある2人ならではといったところか。そして三宅はインタビュー取材が終わる際、鶴瓶に向かって「剛をよろしくお願いします」と敬語で言ったらしい。鶴瓶の番組に出演する森田を頼むと言ったのだ。三宅といえば、大先輩にもタメ口を叩くキャラとして知られている。だからこそ、敬語を使う時にはその心情を思わずにはいられない。ファンの間でこのやり取りは、2人の絆が感じられるエピソードとして語られている。

 このように、メンバーへの思いがつい言動で出てしまったジャニーズは、ほかにもいる。関ジャニ∞の村上信五は、関根勤に心臓疾患が発見された際、お見舞いメールを送ったらしい。その時のひと言めが、「うちの丸山(隆平)がお世話になってます」だった。関根と丸山は土曜朝の情報番組の『サタデープラス』(MBS・TBS系)で共演している。関根の疾患が発見されたきっかけも同番組の企画だった。

 V6の三宅と森田、関ジャニの村上と丸山、共にすでに30の大台にのっている4人は、メンバーと出会っておよそ20年の月日を共に過ごしている。その時間の分だけ、メンバーへの愛も深いようだ。

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