「輸入」は「ゆにゅう」とは読まない!? 意外な漢字のホントの読み方の画像
「輸入」は「ゆにゅう」とは読まない!? 意外な漢字のホントの読み方の画像

 日本語の文章で使われる文字は漢字、ひらがな、カタカナの3種類で、難しいのが漢字。読み間違えてしまうことも珍しくありません。読み間違えが多い漢字としては早急(さっきゅう)、出生率(しゅっしょうりつ)、古文書(こもんじょ)、貼付(ちょうふ)、上意下達(じょういかたつ)、未曾有(みぞう)などがよく知られていますが、中にはアッと驚く意外なものもあります。

 たとえば漏洩、刺客、憧憬、稟議、捏造。最初から順に「ろうえい」「しかく」「どうけい」「りんぎ」「ねつぞう」。ほとんどの人はそう読むでしょう。しかし、これらは本来の読み方とは違う慣用読み。正しくは「ろうせつ」「せっかく」「しょうけい」「ひんぎ」「でつぞう」なのです。

 ただし、今は慣用読みだから間違いと、単純に言えなくなっていることも事実です。こうした読み方が世の中に定着して、本来の読みを駆逐。辞書にも慣用読みのほうが採用されるようになっているからです。次の(1)~(3)も慣用読みが浸透し、本来の読み方がすたれてしまった言葉です。本来はどう読む?

(1)輸入
(2)消耗
(3)必須

答え:(1)しゅにゅう (2)しょうこう (3)ひっしゅ

出題:浜川卓也

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