最近、街中でケバブの屋台をよく見かけます。ローストされたお肉と独特の香辛料の香りがとっても食欲をそそりますよね。ところでケバブはどこの国の料理かご存知ですか。
ケバブは中東諸国やその周辺で広く食べられている定番メニューです。中東料理の代表格、トルコ料理といえばフランス料理、中国料理にならぶ世界三大料理のひとつでもあります。でも実のところ、中東のお料理ってどんなものなのか知っている人は少ないんじゃないでしょうか。
先日、下北沢にある「本屋Ｂ＆Ｂ」にて『未知なる中東料理試食＆中東を巡る旅のはなし』というイベントが行なわれました。
イベントには、『イスタンブルで朝食を オリエントグルメ』（双葉社）、『おいしい中東 オリエントグルメ旅』（双葉社）、『ＭＥＹＨＡＮＥ ＴＡＢＬＥ 家メイハネで中東料理パーティ』（ＬＤ＆Ｋ ＢＯＯＫＳ）などの著書を持つ音楽評論家で中東料理研究家のサラーム海上さんが登場。自著で紹介しているレシピメニュー、を参加者に振舞い、中東の旅や現地の最新グルメ事情などについてのトークセッションを行ないました。
中東料理にはケバブなどのお肉料理以外に、ベジタリアンメニューも豊富。身体に優しい豆料理やオーガニック食材を使った色鮮やかでヘルシーなレシピも多いそうです。この日のイベントではスイカを使ったサラダ「ヤズ・サラタス」と、練りごまとひよこ豆のペースト「ホモス」にバゲットを添えたものが振舞われました。
サラームさんは今後も各地でトークイベントや「出張メイハネ」（メハイネとはトルコ語で居酒屋という意味）を行なうそうなので、お近くの方はぜひ覗いてみては。イベント等の告知は現在サラームさんがウェブ連載中の『旅とメハイネと音楽と』（http://tabilista.com/cat/orient/）でチェック！ 今年の夏はオリエントグルメブームがきちゃうかも!?
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