関ジャニ大倉が感動「TOKIO長瀬智也の大きすぎる器」の画像
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 関ジャニ∞の大倉忠義が、今年11月26日に公開される阿部寛の主演映画『疾風ロンド』に出演する。大倉は、昨年4月におよそ23年続いたニッポン放送『福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル“魂のラジオ”』の後を引き継ぐ形で、シンガーソングライターの高橋優と『オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん』をスタートしている。マイペースで独特な発言が、コアなラジオファンの心をくすぐっているようだ。

 今でこそドラマや映画に主演し、ラジオのメインパーソナリティーを務めるまでになった大倉だが、ここまでは手探りの繰り返しだった。2007年にオンエアされたTOKIO長瀬智也の主演ドラマ『歌姫』(TBS系)に大倉も出演していたが、その撮影時、忘れられないことがあるという。原案は劇団「東京セレソンデラックス」による舞台で、ノスタルジックな昭和の風景を連ドラ化したものだった。

 その日は、長瀬演じる映写技師の四万十太郎が涙を流しながら語り、大倉演じる民宿で働く大学生、ジェームス太郎も泣くというシーンを撮っていた。リハーサルでは2人とも号泣したが、本番になると大倉が途端に泣けなくなってしまった。

 大倉はリハで泣いたことによって、スッキリしてしまったのだ。泣き続ける主役の長瀬を横目に、ピタリと涙が止まってしまった大倉。結局、OKテイクが出たのは5回目で、長瀬はその都度、泣き続けるというプロ根性を見せた。

 撮影後の夜、大倉は長瀬に「すいませんでした」と謝罪の電話を入れた。すると長瀬は、「おまえの演技、超よかったよ」とホメてくれたという。大倉は優しく、器が大きい長瀬の対応に感動したようだ。

 こうした長瀬の細かな気づかいは有名だ。今年は『フラジャイル』(フジテレビ系)で主演を務めたが、番宣でバラエティ番組に出演した際、対戦ゲームで負けてしまい、勝利チームには高級ケータリングがプレゼントされた。それを悔しがった長瀬は、「優勝できなくて申し訳なかった」という理由で、キャストの分はもちろん、全スタッフにもお弁当を差し入れしたそうだ。

 そんなイケメン過ぎる先輩を見てきた大倉、きっと彼もその背中を追いかけてますます活躍することだろう。

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