お得なのはどれ? コンビニ「ポイントカード」徹底比較!!の画像
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 コンビニで支払いをする時、店員さんから「ポイントカードはよろしいですか?」と聞かれたことはないでしょうか。いま、コンビニ各社はポイントサービスに力を入れていて「貯めないと損」といわれるほど。そこで、ここではコンビニ大手3社のポイントサービスを比較してみましょう。

 まずセブン-イレブンの「nanaco(ナナコ)」。カードタイプ(発行手数料300円)とおサイフケータイで利用する「nanacoモバイル」(発行手数料無料)の2種類があり、厳密にはポイントカードでなく電子マネーです。店頭やセブン銀行、クレジットカードからチャージすることで、セブン&アイグループ各社などで使用できます。

 ポイントは買い物額100円(税抜)につき1ポイント付与されます。対象商品を購入したり、「ポイント2倍キャンペーン」など各種キャンペーンでボーナスポイントがもらえることもあります。貯まったポイントは1ポイント=1円のレートでチャージ可能です。

 イトーヨーカドーの「毎月8のつく日はnanaco利用で5%OFF」など、nanacoはグループ各社のキャンペーンも利用しやすいのが特徴ですね。

 次はローソンがタッグを組む「Ponta(ポンタ)」。提携店舗で使うことができるポイントカードです。ローソンでの買い物でカードを提示すれば、100円(税抜)ごとに1ポイント貯まり、貯まったポイントは1ポイント=1円として買い物代金にあてることができます。こちらも対象商品の購入でボーナスポイントがもらえることがありますし、店内にある「Loopi」を使用して、貯まったポイントでローソンの対象商品を安く買ったり、懸賞に応募したりすることもできます。

 独特のサービスとしては「来店スタンプ」。ローソンでの買い物前にカード提示することで、1日1個電子スタンプがもらえ、そのスタンプを貯めるとプレゼントなどに応募することができます。

 ちなみにローソンではPontaだけではなく、NTTドコモが発行する「dポイントカード」も使うことができます。

 そしてファミリーマートで使えるのが「Tカード」。ファミリーマート以外でも、TSUTAYAなど、対応店舗が多いことでも知られるポイントサービスですね。他のポイントカードと同じく、店頭での支払い時にカードを提示するとポイントが貯まりますが、こちらは200円(税込)で1ポイント。他サービスと同様に1ポイント=1円として使え、ポイント2倍やファミリーマートの対象商品を安く購入できたりするキャンペーンもあります。

 ユニークなのはファミリーマート独自のサービス「ファミランク」。1カ月の買い物の金額に応じて、翌月のポイント付与率が変化するのです。1カ月の買い物金額が5000円~14999円だと「シルバー」ランクとなり、200円につき2ポイントに。15000円以上だと「ゴールド」ランクで、200円につき3ポイントにアップ。つまり最大でポイント3倍にもなりますね。

 各コンビニのポイントサービスをまとめると以下の通りです。

★セブン-イレブン(nanaco)
ポイント:100円(税抜)で1ポイント
特長:グループ各社で使用できる
注意点:電子マネーなのでチャージが必要

★ローソン(Ponta)
ポイント:100円(税抜)で1ポイント
特長:来店スタンプがある
注意点:特になし

★ファミリーマート(Tカード)
ポイント:200円(税込)で1ポイント
特長:ファミランク利用で最大ポイント3倍
注意点:基本ポイント付加率が他より低い

 各サービス共にクレジット機能つきのカードを使用することで、さらにお得になることもあるようです。

 あるいは、電子マネーまで対象を広げるとお得度もアップします。イオン系列の電子マネー「WAON」の場合、イオングループの店舗だけではなく、コンビニであればファミリーマートやローソンなどに対応。支払いに使えばWAONポイントが貯まります。また、楽天が提供する電子マネー「楽天Edy」のおサイフケータイ版なら、楽天スーパーポイントだけではなく、Pontaポイント、Tポイントなど支払いで貯めたいポイントを選ぶことが可能。対応するコンビニも、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど幅広く、汎用性の高い電子マネーとして活用できます。

 このように、コンビニでお得なポイントカードですが、いまやポイントは現金と同じ価値を持つ貴重な存在。実質的な値引きを意味していて使わないと損するわけですから、積極的に利用して貯めていきましょう!

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