思わず懐かしい!?「ツッパリたちの大ゲンカ」が蘇る!の画像
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 1970年代の日本は、東京五輪や大阪万博を成功させ、日本中は活気に満ちあふれていた。当時の不良高校生のケンカは、激しくも武器を使わない学校の看板を背負ったメンツの張り合いだった。そんな懐かしの70年代を描いた映画『昭和最強高校伝 國士参上!!』が8月6日から公開される。本誌は、本作の撮影現場に密着した。

 この日の撮影は、野球場での格闘シーン。学ランを着た不良高校生たちが一堂に集まり、メンチを切る。不良とは縁遠い生活を送ってきた記者は思わずビビってしまう……。固唾を呑んで見守っていると、ついにタイマン勝負が始まる。殴る蹴るはもちろん、頭突きに背負い投げとガチンコアクション。それもそのはず、本作の監督は映画『ビー・バップ・ハイスクール』や『さらば、あぶない刑事』のアクションを担当している高瀬将嗣監督なのだ。

 熱い指導に見事に応えていく俳優たち。番長同士の対決では、回し蹴りなどの大技も飛び交った。本誌の連載漫画『KIMURA』のファンでもある、高瀬監督に見どころを聞いた。

「不良が最も元気だった時代、彼らの生態を描いています。“ALWAYS三丁目の夕日の不良版”といった感じで、その時間をともにした人は懐かしい作品になっていると思います」

 元気で少しおバカ(?)な不良たち。当時の記憶が蘇る作品だ。

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