家賃から結婚祝いまで!? 女性にお得な「補助金」いろいろの画像
家賃から結婚祝いまで!? 女性にお得な「補助金」いろいろの画像

 最近、いろいろなメディアで「女性の貧困」が取りざたされています。男女平等とはいうものの、仕事や給与の安定性は男性のほうがまさり、格差はなかなか縮まりそうにありません。

 日本労働組合総連合会の調べによると、2014年の所定内賃金の平均額は、男性が33万4500円、女性は23万9600円となっています。たださえ収入格差があるのにもかかわらず、何かのタイミングで仕事を失ったりすると、当座の生活に困るといった事態にも陥ります。シングル女性の場合は、なおさらではないでしょうか。

 そこで、ここでは、近隣の役所に申し出て一定の条件をクリアすると受け取れる「補助金」や「貸付制度」をピックアップ。ぜひ参考にしてみてください。なお、補助金の詳細は自治体によって異なるので、利用の際は役所等にご確認くださいね。

◆家賃補助金
年収500万円以下で、中学生以下の子どものいる世帯が対象。3~5万円程度の家賃扶助が受けられます。

◆住まい給付金
平成31年6月までに新築、または中古の住宅を購入した場合にもらえます。床面積50平米以上、年収510万円以下といった条件を満たせば、30万円を上限として購入費を助成します。

◆定住奨励金
奨励金制度がある自治体に引っ越して住宅を購入すると、20~30万円、また世帯人数1人当たり10万円などが補助されます。自治体によっては賃貸住宅でも対象に。

◆人間ドック補助金
国民健康保険に加入している人が、自治体指定の医療機関で人間ドッグを受診した場合、その後診断結果や明細などを自治体に提出すると、39歳までは2万5000円、40歳以上は2万円が補助されます。

◆高額療養費制度
国民健康保険などの医療保険に加入している人が、高額な医療費(美容整形など一部は対象外)を支払った場合が対象。自己負担額が軽減されます。

◆不妊去勢手術助成金(犬猫)
イヌやネコの去勢手術を行う際、自治体から手術の一部(上限4000円~1万円)が補助されます。

◆スズメバチ駆除補助金
所有している土地や建物にスズメバチが巣をつくった場合、駆除費用の半分(上限1万円)が自治体から補助されます。

◆結婚祝い金制度
自治体での定住が条件で、5~10万円の結婚費用の一部を補助。なかには支給額が50万円という自治体もあるようです。

◆女性福祉資金
独身女性で子どもや親を扶養しているか、年収約200万円以下で子どもを扶養したことがあるか、離婚歴のある40歳以上が対象で、自治体から無利子でお金を借りることができます。

 もちろん普段からライフプランやマネープランを立てておくことが大切なことはいうまでもありませんが、本当に困った際は、このような補助を迷わずに利用してくださいね。

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