6月30日放送の『ケンカ上等!大激論!好きか嫌いか言う時間 日本イライラ解消SP』(TBS系)に、女優の杉田かおる(51)が出演。俳優の坂上忍(49)らの前で、過去のスキャンダルに、いくつか自作自演のものがあったことを明かした。
このときの番組コーナーは「スクープ記者と好きか嫌いか言う時間」。杉田が過去20年間に、何度か週刊誌に名前が掲載されたのだが、坂上が43件だったいっぽうで、杉田はなんと198件もあった。この数字にはさすがの杉田も「なにやってんの、私?」と、困惑の表情を見せていた。
そしてこの数字を見た坂上から「俺の印象だと一時期、自分から積極的にネタを提供したような……」と指摘されると、「(マスコミと)共犯だったんですよね」と、素直に認めた。また、その理由を聞かれると、「本当に知られたくないことがあったんですよ。それを隠すためのスケープゴートでマスコミを利用したことはあった」と、大ネタを掴まれないよう、小ネタを自ら出していたと説明。この大胆な告白には坂上も笑い崩れ、「杉田かおる健在です」と、その姿勢を賞賛していた。
その後のコーナーでは「あなたは真実に迫るスクープ記者 好き? 嫌い?」という質問が出されたが、杉田はこれに「好き」と回答。その理由を「敵には回したくないけど、友達でさえ興味持ってもらえない自分が、(スクープされることで)こんなに興味持ってもらえる」からだと説明していた。
「一時はまさにスキャンダル女王だった杉田ですが、農業に打ち込むようになってからはメディア露出も減り、現在は2013年に結婚した一般男性と、穏やかに暮らしているようです。数々のスキャンダルにまみれ、波乱の人生でしたが、そのおかげでテレビ番組出演も増え、今の生活に結びついているわけです。当時は「負け組」キャラでしたが、いまでは「勝ち組」といえるんじゃないでしょうか」(芸能誌記者)――今が幸せなら無問題!