「江戸時代のお金」が、最近まで使われてたってホント?の画像
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 寛永通宝といえば江戸時代の通貨。江戸初期から幕末まで約240年間造られ、発行枚数は300億~400億枚に達するといわれています。当時の庶民にとって、小判などは一生見ることもないような高額貨幣。日常生活で使うのは、もっぱら寛永通宝の1文銭か4文銭でした。現代の金銭感覚で言うと、1文は20~30円といったところでしょう。

 明治4年に新貨条例が制定され、日本の通貨は円・銭・厘に変わりました。しかし、寛永通宝はその後も生き残っています。1文銭は1厘、4文銭は2厘として広く使われ、その状態が長く続いたのです。今は古銭としての価値しかない寛永通宝ですが、実は意外と最近まで“現役”でした。さて、寛永通宝は法律上、いつまで通貨として認められていた?

(1)昭和11年
(2)昭和28年
(3)昭和42年

答え:(2)

出題:浜川卓也

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