ユミパンに「ポスト・カトパン」は無理? テレビ局女子アナ“天国と地獄”

 今、大きな問題になりつつある格差問題。羨望の眼差しで見られる彼女たちも例外ではないようで……。

「民放各局は経費削減のため、タレントの代わりに女子アナを起用することが多くなりました。その分、自局の女子アナに対する評価もシビア。使えるアナ、使えないアナの“格差”が広がる傾向にありますね」 こう指摘するのは、女子アナ事情に詳しい芸能ライターの織田(おりた)祐二氏。特にアラサー女子アナの場合、人事異動でアナウンス部を去るケースも珍しくない。

 フジテレビの細貝沙羅アナ(29)が6月末の定期異動でアナウンス室から、まさかの人事部に“飛ばされてしまった”のも、その一例だろう。細貝アナは10年にフジに入社。今や局を代表する人気者になった山﨑夕貴アナ(28)と同期だが、「入社時の期待度は山﨑アナをはるかに上回っていた細貝アナですが、滑舌が悪く、原稿は棒読み、トークがギクシャクしているという弱点を克服できませんでした。原稿読みがあまりに一本調子なため、一部では“ロボ子”なるニックネームがついてしまったほど。事実、昨年の彼女は、一度も地上波の番組に出演していません」(前出の織田氏)

 対照的に売れっ子になった“ヤマサキパン”こと山﨑アナは、親しみやすいキャラと見事なイジられっぷりで、芸人にもかわいがられているのが強み。「とんねるずの石橋貴明も番組では山﨑アナをブス呼ばわりしてますが、裏では“あの子は性格がいい”とベタ褒めしています。原稿読みもソツがなく、各番組のプロデューサーからの人気も抜群。企画段階から“MCは山﨑で”と単独指名されることがほとんどだそうです」(放送作家)

 あけすけなキャラで知られる山﨑アナは、「下着は7枚しか持っておらず(後に3枚追加)、1週間ローテーション。見かねたバナナマンの日村勇紀が下着をプレゼントしたところ、彼女はそれを擦り切れるまではいたそう」(前同)といったプライベート話も問題ナシ。さらには、汚れキャラも辞さず、昨年、『ダウンタウンなう』に出演した際は、「不適切用語を訊ねられたとき、ピー音で事後処理されましたが、彼女は明らかに放送禁止用語を言っていました」(同)

 そんな表も裏も万能な山﨑アナに人気が集中するのも、むべなるかな。一方、春から『めざましテレビ』のメインキャスターに抜擢されたものの、結果が出せずに苦しんでいるのがフジの3年目、ユミパンこと永島優美アナ(24)。ポスト・カトパンの重責を担った彼女だが、就任以来『めざまし』の視聴率がジワジワと下がり続けているのが悩みのタネ。「最近では日本テレビ『ZIP!』の視聴率が10%台なのに対して、『めざまし』は7~8%台。日によってはテレビ朝日『グッド!モーニング』に負けるときもあります。朝の『めざまし』はフジの一日の視聴率を左右する最重要番組。ここで負けるのは大問題なんです」(民放ディレクター)

 毎朝、笑顔で健気に頑張っている永島アナだが、「前任のカトパンと比べるのは可哀相ですが、番組を仕切る力はまだないですね。原稿読みも拙いし、トークも月並み。優等生キャラの殻を破って、伸び伸びやってほしいんですけどねえ」と、女子アナウォッチを欠かさないエッセイストの下関マグロ氏は辛口の評価。「永島は、責任を感じているのか最近、相当落ち込んでいる」(フジ関係者)とも聞こえてくる。次世代エース、ユミパンのさらなる精進を期待したい!

 一方、今春から夏目三久の後任として『マツコ・有吉の怒り新党』のMCを務めているのが、テレ朝の青山愛(めぐみ)アナ(27)。『報道ステーション』のスポーツ担当から、ほぼ初めてというバラエティに移った彼女だが、初っ端から“帰国子女キャラ”が大爆発。都合13年の海外生活を経験している青山アナらしく、「私はアメリカが長いので外国人の方がとても好きです」「つきあったのも外国人の方が多いです。日本人の2倍ですね」と、いきなり外国人好きであることをカミングアウト。

 有吉が「人生で挫折したことあるの? 大学とか就職とか、男とか」と訊くと、青山アナは、「その三点ではないですね。今のところは、ですよ」と自信満々に即答。マツコが「世の中の反感は適度に買ってよね!」と毒づく場面もあった。「文字で読むと傲慢に見えますが、画面で見ると青山アナの発言は嫌みじゃないんです。むしろストレートな物言いが小気味いい。『報ステ』時代の彼女しか知らない視聴者には新鮮だと思います」(前出の下関氏) かくして、青山アナの評価は赤丸急上昇中だ。

 同様に勢いが止まらないのが、テレビ東京の鷲見(すみ)玲奈アナ(26)。現在『ウイニング競馬』ほか、計5本のレギュラーを抱える彼女だが、「女子アナ界でも1~2を争うナイスボディの持ち主です」(女子アナウォッチャー)

 4月には先輩の元モーニング娘。の紺野あさ美アナが、ひたすら踊りまくる深夜のミニ番組『紺野、今から踊るってよ』にゲスト出演。バストを揺らしながら踊る鷲見アナと紺野アナの競演は見応え十分だった。「競馬番組でオッズを読み間違えないようにと、かけ始めたメガネも今ではトレードマーク」(下関氏)

 当初、起用される予定だった小林悠アナの電撃退社によって急遽、『NEWS23』キャスターのお鉢が回ってきたのはTBSの皆川玲奈アナ(25)。今春リニューアルされた同番組に、入社3年目の皆川アナを起用するのは大抜擢といえるが、「局の看板といってもいい報道番組を、そつなくこなしているのはさすがです。もっとも、彼女は女子アナになる前のキャリアが、けっこう長いですからね」と織田氏が解説する。

「彼女は2003年、12歳で、上戸彩らを輩出した『全日本国民的美少女コンテスト』審査員特別賞を受賞。星川玲奈名義で、モデルや女優として芸能活動を行っています。また、学生時代には体育会自動車部に所属しレースにも出場。国内A級ライセンスも取得している。若さに似合わず人生経験は豊富ですよ」(前同) とはいえ視聴率では裏番組の日テレ『NEWS ZERO』に及ばないため、「局は7月末から元TBSの雨宮塔子を『NEWS23』に起用する方針」(テレビ誌記者)。皆川アナの巻き返しがなるか、要注目だ。

 天国と地獄という比喩でいうなら、地獄というしかないのが日テレの葉山エレーヌアナ(33)。最近はCSの『日テレNEWS24』に時々出演する程度だった彼女だが、6月付でアナウンス部兼任でインターネット事業局への異動が決まったのだ。「仕事は局アナのHPの管理ぐらいでしょうから、入社10年目の葉山アナにとっては屈辱でしょう。ですが、今さらフリー宣言したところで厳しい。今の彼女に手を上げる芸能プロがあるかどうか」(織田氏)

 かつて葉山アナが出演していた『スッキリ‼』で現在、レギュラーを務めている岩本乃蒼アナ(24)は今、人気急騰中。「彼女は今年の東京マラソンに出場しましたが、ランニングウェア越しに、意外なバストの持ち主であることが分かり、男性ファンが急増したんです。それに、彼女は相当な芸達者。明石家さんまの番組で鈴木奈々のモノマネをしたときはあまりのウマさに、さんまも大爆笑していたくらいです」(芸能記者)

 おとなしそうに見える岩本アナだが、先日出演した『今夜くらべてみました』では、「基本的に好きになった人とは両想いになる。好きだなと思った人が、好いてくれる」と告白し、意外なモテ小悪魔キャラを披露。新たな魅力解禁で、さらなる人気獲得は必至!!

 日テレ2年目の笹崎里菜アナ(24)と尾崎里紗アナ(23)も明暗がくっきり。学生時代の夜のバイトが問題視され、大揉めの末に日テレに入社した笹崎アナは担当番組ゼロと明らかに伸び悩んでいるが、尾崎アナはゴールデンの『究極の○×クイズSHOW‼ 超問!真実か?ウソか?』の他、レギュラー2本を抱え、“ポスト水ト”と評される人気ぶり。「笹崎は尾崎に嫉妬し、“私もゴールデンのレギュラーが欲しい。後輩にも抜かれそう……”と、かなり焦っています」(日テレ関係者)

 最後はNHK。リオ五輪の現地キャスターを務めることになったのが杉浦友紀アナ(33)。昨年、同期のNHK職員と結婚した彼女は、「リオ五輪が終わるまでは夫に“妊活禁止”を申し入れたという噂もありましたね。それはさておき、杉浦アナはソチ五輪に続き、2回連続の五輪現地キャスターを務めます。今回は閉会式の実況も任され、今や彼女は、NHKの看板キャスターといえますね」(前出の女子アナウォッチャー)

 前任の桑子真帆アナに代わって、4月から『ブラタモリ』でタモリの相手役を務めている近江友里恵アナ(27)も勝ち組だ。桑子アナも好評だったが、近江アナの担当になってから『ブラタモリ』は歴代最高視聴率を次々に更新中。「ウケを狙ったり、気の利いたことを言おうとする下心がまったくないのが素晴らしい。先日、『おはよう日本』でブラウスを後ろ前に着て出てしまったおおらかさも彼女の魅力。脂っこい女子アナが多い中、あっさり味の近江アナが光って見えるんです」(下関氏) 誰もが憧れる職業といわれた女子アナ界も、厳しい格差社会が現実のようだ。

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