横山ルリカ「告白してもらったほうが、幸せになる気がします」ズバリ本音で美女トークの画像
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『アイドリング!!!』を卒業後、『めざましテレビ』でココ調リポーターを務め、ミュージシャンとして音楽フェス『YATSUI FESTIVA! 2015』に出演など、多忙な横山ルリカさんに出演映画をはじめ、いろいろ聞いちゃいました!

――横山さんが今回出演された映画『トイレの花子さん新章~花子VSヨースケ~』はホラー映画ですけど、怖いのは大丈夫でした?

横山:正直言うと、ホラーって苦手なんです……。

――題材は有名な都市伝説「トイレの花子さん」。今回はその花子さんが“ヨースケ”という霊と戦う……ということですが、ヨースケについてはご存じでした?

横山:知りませんでした。台本をいただいたとき、ヨースケって誰なんだろうって(笑)。この映画のために作られたキャラクターなのかなと思ったんです。

――ヨースケは学校の男子トイレに出没する幽霊で、神奈川県を中心に広まっている都市伝説ですよね。

横山:知らなかった(汗)。私、神奈川県出身ですけど、聞いたことなくって。

――物語は廃校に肝試しで忍び込んだ末に、悪霊に取りつかれたロックバンドのメンバーを救う除霊師の戦いを描いています。

横山:私はそのバンドメンバーの後輩の男の子の姉・亜紀役なんですが、映画が始まって、けっこう早い段階で死んでしまうんですよ。

――出番がすぐ終わっちゃうんですか(驚)。

横山:安心してください。中盤以降は霊として現れ、みんなを助けますよ。

――ホッとしました。ちなみに、演じた亜紀って、どんな女性なんですか?

横山:本当に弟が大好きなんです。台本に頭をなでてかわいがるくだりがあって、現実の姉弟はこんなことするのかなって、ちょっと疑問に思いました。

――ご家族に弟さんがいらっしゃいましたよね。

横山:はい。喧嘩とかはしないですけど、2歳しか違わないので、こんなふうにかわいがったりはしません。同じ目線で接することが多いです。10歳離れていたら、かわいくてしょうがないと思ったりするのかな。

――役にあまり感情移入できなかった?

横山:お芝居は、最初はぎこちなかったと思います。弟役の俳優さんと顔合わせしたのも撮影初日だったんです。

――タイトな撮影スケジュールだったんですね。

横山:彼も気を遣ってくれて、お互いの距離感を縮めるため、いろいろ話かけたりしてきてくれたんです。

――ラストで霊となった亜紀が弟と対面するシーンですが、このときの横山さんの笑顔が、本当に“優しいお姉さん”って感じですね。

横山:あのシーンは彼が本番で本当に涙を流してくれたんです。それに感動して、あの笑顔が出たのかな。

――難しかったシーンは?

横山:ヨースケに首を絞められるシーンです。ヨースケは後でCG合成されたので、実際の撮影では首を絞められた苦しさをイメージして表現しなきゃいけなかったので難しかったです。

――ヨースケに首を絞められて、持ち上げられるんですよね。

横山:それも机に腰掛けて脚を浮かす……という体勢が大変でした。どのくらいのスピードで上がっていったらいいのか分からなかったので。

――演じていて怖かったことは?

横山:撮影が夜の廃校で、真っ暗な雰囲気を出さなきゃいけないので、照明もなかったんです。そんな中で一人でトイレに入って行くシーンは、ドアが閉まって開かなくなったら、どうしよう……って考えたらホントに怖くなりました。早く、監督からOKが出ないかなって(笑)。

――現場で実際に心霊体験とかありましたか?

横山:心霊写真が撮られてもいませんし……あっ、現場のトイレかな。廃校なので、使えるトイレが体育館にしかなくて。夜中に撮影現場の校舎から、そこに行くまでの間に何か出たらと思うと怖くて、トイレは撮影待機中、ずっと我慢しちゃいました(笑)。

――こうして映画で活躍の一方、2006年から在籍していたアイドルグループ『アイドリング!!!』が昨年10月に全員卒業という形になりました。

横山:自分にとって『アイドリング!!!』はすべてでした。中学3年生から在籍して、メンバーとは家族や学校の友達よりも一緒にいる時間が多かったので“第2の学校”という感じでした。

――『アイドリング!!!』で学んだことは?

横山:“続けることの大切さ”です。学業との両立でしんどかったときもありましたが、最後までやり抜いてよかったなって思うことのほうが多いです。

――得られたものは、大きかったんですね。

横山:ソロ活動やバラエティ番組でのリアクションなどを含め、自分で考えられるようになったのも『アイドリング!!!』のおかげだと思っています。人生そのものが変わった気がします。

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