嵐・大野智「初の時代劇映画」は、“すご腕”忍者役!の画像
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 日刊スポーツ主催の「第20回ドラマグランプリ」春ドラマ選考部門で、嵐の大野智の主演ドラマ『世界一難しい恋』(日本テレビ系)が、作品賞、主演男優賞(大野)、助演男優賞(杉本哲太)、助演女優賞(小池栄子)の4冠に輝いた。

 4月期放送の連続ドラマを対象としたものだが、視聴率では松本潤の主演ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)に水をあけられながらも、広い支持を得られたのは、さすがというべきだろう。大野初のラブコメで、分かりやすいストーリーも人気の理由だったようだ。

 そんな大野だが、撮影に追われた約4カ月を終え、ホッとひと息つく間もなく、次なる作品に向けてもう走りだしている。それは、来年夏に公開予定の主演映画『忍びの国』である。大野にとって、映画では初の時代劇への挑戦だ。

 すでに公式サイトも開設され、公式ツイッターではエキストラの募集もしている。大野が演じるのは、金の亡者で怠け者だが能力は高い伊賀忍者の無門。舞台は戦国時代、目玉は侍や忍者が入り乱れた合戦シーンだが、中村義洋監督のポリシーはCGを極力使わないこと。さらに基本的にスタントはなし、大量のエキストラが投入される予定となっている。撮影場所は東京、千葉、長野、山梨などで、撮影期間は9月下旬までのおよそ2カ月余りの予定だ。出演者はこれから酷暑の中、日焼けや虫さされ、熱中症と闘い、カツラ、着物、鎧の重装備に耐えなくてはならない。

 普段は筋トレや肉体改造に無頓着な大野も、すでにトレーニングに励んでいる。日頃は趣味の釣り道具を置いている部屋に、股割り用器具、腹筋ローラーなどを買って持ち込み、トレーニングルームにしているそうだ。しかし、トレーニングしようと部屋に行くと、どうしても釣り具が目に入り、ついついルアーを「一回手に持って」しまうのだとか。

 映画撮影の後、11月からは嵐の史上初5年連続5大ドームツアーも控えている。大野の活躍も、嵐の勢いも今後ますますパワーを増していきそうだ。

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