父ディープインパクト
母ラグジャリー

 栗東の梅田智之先生が管理する馬で、マイティドリーム。マンハッタンカフェを父に持つ半兄のショウナンマイティは、距離や相手に影響されず、どんなレースでも堅実な走りをする馬でしたが、ディープを父に持つマイティドリームは、順調に育てば、兄を超えていきそうな大物感を漂わせています。

 今年のダービーは、1着マカヒキ、2着サトノダイヤモンド、3着ディーマジェスティと、すべてディープ産駒。キングカメハメハの仔、エアスピネルは、分厚い壁に跳ね返されてしまいました。来年の話をすると鬼に笑われそうですが、もしかすると17年は、再びディープの仔とともに頂点を目指すなんていうこともありそうです。

 その前に、今週はもう一つ大事なレース……3歳の砂の王者を決めるJpnI「ジャパンダートダービー」(13日)が、大井競馬場を舞台に行われます。このレースは、02年にゴールドアリュール、翌03年にビッグウルフ、05年にカネヒキリと3勝していますが、そこからは縁が途絶えたまま。前走、7馬身差で初重賞のタイトルを手にしたケイティブレイブと挑む今年は、そろそろ僕の番かなと、心中ひそかに狙っています。

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