接待!?「古舘伊知郎のすべらない話」に、賛否両論が噴出の画像
接待!?「古舘伊知郎のすべらない話」に、賛否両論が噴出の画像

 7月9日放送の『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)にて、フリーアナウンサーの古舘伊知郎(61)が出演。自身の持ちネタを存分に語り尽くした。

 この番組は、出演者の名前が書かれたサイコロを振って、出た目の順番に「すべらない話」を披露するという内容。番組冒頭、雨上がり決死隊の宮迫博之(46)は「番宣でね、コマーシャルで『古舘伊知郎参戦!』って、ずーっとそれが流れてるでしょ。そこにきて始まって一発目で自分が出たときの怖さ?」とコメントすると、他の芸人たちも同調。ダウンタウンの松本人志(52)も「今日どうする? サイコロ振らないパターンにする?」など、緊張感のある幕開けとなった。

 サイコロが振られ、2人目で出番がきた古舘は、流れるような早口で新人時代のマラソン実況に関するトークを披露。その次に松本がネタを披露すると古舘は、自分の番が回ってきていないのにしゃべり始め、先日降板した『報道ステーション』(テレビ朝日系)について、「バールのようなもの」などの報道独特の表現を使わなければいけないことに憤り、絶対に凶器を特定するような表現をしてはいけないといわれて「“カナヅチ以上ナタ未満”って言ってみようか?」とスタッフと喧嘩したことなどを明かしていた。

 そんな古舘に対し、千原兄弟の千原ジュニア(42)が「溜まってたんですね〜」と返すと、古舘はさらに「12年それですから!」と加速。松本は思わず「すみません、もう5回分しゃべってますけど」とツッコんでいた。

 この日、古舘の“サイコロ運”は絶好調。計6回もサイコロが当たり、得意のマシンガントークを思う存分披露した。最後は再度『報道ステーション』の話に。事件報道の際、古舘の質問に対し、都合が悪くなると「ちょっと聞こえません」とごまかす記者がテレ朝に3人いる、などと不満を述べていた。

 結局古舘はこの放送回の『MVS』(Most Valuable すべらない話)を受賞。古舘の効果もあってか、関東地区での平均視聴率は11.2%を記録した。

 ネット上では古舘に対し、「清々しいまでの古舘接待番組だったけども、60過ぎてもなおあの話芸を繰り広げられる古舘伊知郎はやはり凄まじい才能の持ち主だと思う」「古舘伊知郎、言葉の引力が違いすぎる」と、その話芸を評価する声がある一方で、「古舘伊知郎、話は上手いし凄いと思うけど全然おもろない」と、その「笑いの質」について疑問を呈する声も上がった。

「今回の古舘さんは『報道ステーション』についての恨み節が、随所に炸裂していましたね。それならば『なぜ仕事を受けたのか?』という疑問が湧くのは当然ですが、要は報道に向いていなかったのでしょう。プロレス番組で培った実況力は天下一品ですが、今回のように芸人と並んで『話芸』として見た場合、やはり異質のもの。自分の都合で冠番組を降板したテレ朝には出づらいでしょうし、バラエティ番組では扱いづらいかもしれませんね」(業界関係者)――誰もが欲しがる冠番組を自ら降板し、他局で不満を口にする古舘伊知郎。その行動は吉と出るか凶と出るか?

本日の新着記事を読む